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『チェンソーマン』初登場2位、『SPY×FAMILY』V2、『アンチャーテッド』『うる星やつら』急上昇~配信コンテンツ視聴者数ランキングTOP20(10月第2週)
公開日: 2022/10/21

複数の定額制動画配信サービスを横断して集計した2022年10月第2週の「配信サービス視聴者数ランキング(調査対象期間:10月8日~10月14日、調査対象:日本在住15~69歳男女)」を発表します。
※視聴者数pt:記載の実査日において過去1週間以内にそのコンテンツを見た人の多さを示す

10月第2週のTOPICS

全体TOP20
  1. 第2クール開始の『SPY×FAMILY』V2、初登場の『チェンソーマン』は2位
  2. 映画『アンチャーテッド』がTOP20に初登場ランクイン
  3. アニメ『うる星やつら』新作配信開始で急上昇TOP20入り
配信オリジナルTOP10
  1. 『ロード・オブ・ザ・リング』7週連続で首位獲得
配信コンテンツ視聴者数ランキング
全体TOP20
2022年10月第2週(対象期間:2022年10月8日~10月14日)
 
順位 変動 前回 作品別 視聴者数pt(橙字:定額制動画配信サービス オリジナル作品) pt前週差
1位 1
SPY×FAMILY  196 1位 SPY×FAMILY 196pt
チェンソーマン  95 2位 チェンソーマン 95pt
ワンピース  83 3位 ワンピース 83pt
ロード・オブ・ザ・リング※1 (Amazonプライム・ビデオ) 68 4位 ロード・オブ・ザ・リング※1 68pt
キングダム  50 5位 キングダム 50pt
僕のヒーローアカデミア  44 6位 僕のヒーローアカデミア 44pt
ガンダム  38 7位 ガンダム 38pt
シスターズ (Netflix) 37 8位 シスターズ 37pt
孤独のグルメ  31 9位 孤独のグルメ 31pt
名探偵コナン  29 10位 名探偵コナン 29pt
鬼滅の刃  29 11位 鬼滅の刃 29pt
リコリス・リコイル  28 12位 リコリス・リコイル 28pt
ウォーキング・デッド  27 13位 ウォーキング・デッド 27pt
ゴールデンカムイ  27 14位 ゴールデンカムイ 27pt
アンチャーテッド  24 15位 アンチャーテッド 24pt
護られなかった者たちへ  24 16位 護られなかった者たちへ 24pt
ドキュメンタル※2 (Amazonプライム・ビデオ) 23 17位 ドキュメンタル※2 23pt
トップガン  22 18位 トップガン 22pt
うる星やつら  21 19位 うる星やつら 21pt
シー・ハルク:ザ・アトーニー (ディズニープラス) 21 20位 シー・ハルク:ザ・アトーニー 21pt
24
2位 NEW - 95
3位 2 -27
4位 3 3
5位 4 -13
6位 11 15
7位 6 -2
8位 12 13
9位 7 -7
10位 9 -8
11位 5 -14
12位 10 -2
13位 58 18
14位 20 9
15位 NEW - 24
16位 17 4
17位 47 13
18位 24 7
19位 792 20
20位 46 11
【順位変動】↑:10以上の上昇、↗:1~9の上昇、↘:1~9の下降、↓:10以上の下降、→:変動なし
※1:『ロード・オブ・ザ・リング: 力の指輪』のみAmazonオリジナル作品
※2:『HITOSHI MATSUMOTO Presents ドキュメンタル』
出典:GEM Partnersによる定額制動画配信サービス コンテンツ別 調査(掲載ptは小数点第1で四捨五入)
実査日:2022年10月15日 調査対象期間:2022年10月8日~10月14日
本ランキングは18の定額制動画配信サービス(ABEMAプレミアム、Amazonプライム・ビデオ、Apple TV+、dTV、dアニメストア、FOD、Hulu、J:COMオンデマンド、Netflix、Paravi、Rakuten TV、SPOOX、TELASA、U-NEXT、アニメ放題、ディズニープラス、バンダイチャンネル、ひかりTVビデオサービス)の視聴者数ptを横断して集計しています。

第2クール開始の『SPY×FAMILY』V2、初登場の『チェンソーマン』は2位

1位は前週から引き続きアニメ『SPY×FAMILY』が獲得しました。10月1日(土)に多くの動画配信サービスで第2クールの配信が始まり、高い人気を維持しています。視聴者数ptは前週172ptから今週196ptと大きく上昇しました。視聴者の内訳をみると男女比は約4:6と若干の女性寄り、年代別では20代、30代、40代で高い視聴者数ptを集めています。前クール配信時は、14週連続で1位を獲得したほか、最高視聴者数ptが300を超えるなど、圧倒的な人気を博していたため、今後の展開に注目です。

続く2位は、初登場のアニメ『チェンソーマン』がランクインしました。原作は、現在第2部がWebマンガ誌「少年ジャンプ+」で連載中の同名漫画です。10月12日(水)にAmazonプライム・ビデオで見放題先行配信が始まったほか、翌13日(木)には多くのサービスでも配信が始まり、早くも高い人気を獲得しました。男女比は約5:5と偏りなく、年代別では20代で最も高い視聴者数ptを集めています。

3位に入ったのは前週2位から1つランクを落とした『ワンピース』シリーズ。多くのサービスでTVアニメ版が配信されているほか、Amazonプライム・ビデオでは歴代映画14作品の見放題独占配信が行われています。視聴者数ptは前週110ptから今週83ptと減少。男女比は約6:4と若干の男性寄り、年代別では20代で最も高い視聴者数ptを集めています。

映画『アンチャーテッド』がTOP20に初登場ランクイン

15位には映画『アンチャーテッド』が初登場ランクイン。本作は大ヒットゲームシリーズを原作に、『スパイダーマン』シリーズのトム・ホランドを主演に迎えて実写映画化された作品で、2022年2月18日(金)に劇場公開されました。配信では、10月8日(土)にAmazonプライム・ビデオで見放題独占配信が始まりました。視聴者の内訳をみると男女比は約5:5と偏りなく、年代別では30代と40代で高い視聴者数ptを集めています。

アニメ『うる星やつら』新作配信開始で急上昇TOP20入り

アニメ『うる星やつら』が前週792位から19位に急上昇し、TOP20入りを果たしました。原作は高橋留美子の同名人気漫画。小学館の創業100周年を記念して36年ぶりにテレビアニメ化され、10月14日(金)より多くのサービスで配信が始まりました。男女比は約6:4と若干の男性寄り、年代別では30代で最も高い視聴者数ptを集めています。

配信オリジナルTOP10:『ロード・オブ・ザ・リング』7週連続で首位獲得

配信コンテンツ視聴者数ランキング
配信オリジナル作品 TOP10
2022年10月第2週(対象期間:2022年10月8日~10月14日)
 
順位 コンテンツタイトル 配信サービス 視聴者数pt
1位 ロード・オブ・ザ・リング※1 Amazonプライム・ビデオ
68 1位 ロード・オブ・ザ・リング※1 68pt
37 2位 シスターズ 37pt
23 3位 ドキュメンタル※2 23pt
21 4位 シー・ハルク:ザ・アトーニー 21pt
9 5位 キャシアン・アンドー 9pt
9 6位 ピノキオ 9pt
9 7位 ウ・ヨンウ弁護士は天才肌 9pt
8 8位 ユミの細胞たち※3 8pt
8 9位 愛の不時着 8pt
7 10位 ストレンジャー・シングス 7pt
2位 シスターズ Netflix
3位 ドキュメンタル※2 Amazonプライム・ビデオ
4位 シー・ハルク:ザ・アトーニー ディズニープラス
5位 キャシアン・アンドー ディズニープラス
6位 ピノキオ ディズニープラス
7位 ウ・ヨンウ弁護士は天才肌 Netflix
8位 ユミの細胞たち※3 Amazonプライム・ビデオ
9位 愛の不時着 Netflix
10位 ストレンジャー・シングス Netflix
※1:『ロード・オブ・ザ・リング: 力の指輪』のみAmazonオリジナル作品
※2:『HITOSHI MATSUMOTO Presents ドキュメンタル』
※3:シーズン2のみAmazonオリジナル作品
出典:GEM Partnersによる定額制動画配信サービス コンテンツ別 調査(掲載ptは小数点第1で四捨五入)
実査日:2022年10月15日 調査対象期間:2022年10月8日~10月14日

配信オリジナルTOP10に入ったコンテンツのサービス内訳は、Netflixが最も多く4作品、続いてAmazonプライム・ビデオとディズニープラスが同数で3作品となりました。コンテンツタイプ別の内訳は、ドラマ8作品、バラエティ1作品、実写映画1作品となりました。

1位は『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズがランクイン。新作ドラマ『ロード・オブ・ザ・リング:力の指輪』配信開始直後の9月第1週以降、7週連続での首位獲得となります。視聴者の内訳をみると、男女比は7:3と男性寄り、年代別では40代、50代、60代の割合が高くなりました。2位は3週連続で韓国ドラマ『シスターズ』。男女比は1:9とかなり女性寄り、年代別では50代、60代の割合が高くなっています。そのほか、8位に韓国ドラマ『ユミの細胞たち』がランクイン。9月14日(水)にAmazonプライム・ビデオでシーズン2の配信が始まって以降、初のTOP10入りとなります。男女比は0:10ですべて女性、年代別では40代の割合が最も高くなりました。

 

■男女別、年代別、過去ランキングなど、詳細はこちらから


■定額制動画配信サービス コンテンツ別 調査概要

【調査方法】インターネットアンケート
【調査対象】日本在住の15~69歳の男女
【回答者数】各回 約7,000人
【数値重みづけ】総務省発表の人口統計を参考に回答者を性年代別に重みづけ
【集計方法】視聴したコンテンツについては自由回答方式で聴取。これをGEM Partners開発によるエンタメコンテンツ辞書を用いて名寄せ・集計を実施。コンテンツごとの視聴したシーズン数やエピソード数等は区別せず、一部でも観たと回答した人を視聴者としてカウント。また、劇場/テレビ版や海外/国内版も同一コンテンツとしてカウント(一部例外あり)。複数回観ても1カウントとしている。
※名寄せ辞書のアップデートに伴い、過去に遡って値が修正されることがあります

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