お知らせ

GEM Standard開設のご挨拶

2015-11-01

このたび、映画・映像コンテンツビジネス従事者向け専門サイト、GEM Standardを開設いたしました。

これまでも多くの映画・映像コンテンツビジネス従事者の方とお取引させていただいてきました。このサイト開設をもって、弊社のサービスにおいて変わらないことと、これから新しく取り組んでいくことについて少しご説明させてください。


変わらないこと:映画・映像マーケティングの勘を「確信」に

GEM Partnersのゴールは、人々が出合うべき映画やドラマなどの映像コンテンツすべてに出合える世界を作ることです。
そのために重要なことは、映画・映像マーケティングにおける関係者の方々の意思決定の確度が高まり、アクションのスピードが上がることと考えています。弊社が目指しているのは、データに基づくインサイトによって、皆さまがお持ちの「勘」が確信に変わり、その確信が関係者の方々に共有され、一丸となってビジネスに携わる熱気に貢献することです。

これは今後も変わりません。


変わること1:ワンストップでいろんなことが得られる場を作る

2008年の創業以来、たくさんの企画・宣伝プロデューサーやマーケッターの方々とお仕事をさせていただきました。おかげさまで本当に多くの配給会社、興行会社、ホームエンタテイメント企業の方々のお手伝いをする機会に恵まれました。

こういった過程で、皆さまからのお問い合わせやご要望に応えようとしてきたことで、弊社のサービスラインナップは、映画・映像マーケティングに従事される方が「こういうものがほしい」と感じるデータや分析についてはかなりの範囲で網羅できたように思います。

そこで、お問い合わせをいただく前に「こういうことも対応できますよ」と、わかりやすくお知らせする必要が出てきました。つまり、パンフレットが必要となったのです。「こういう分析・データがほしいのだけれどな。あ、そうか、GEMにあったな」とすぐに思い出していただき、見つけてお問い合わせいただくような場を作ろうと考えました。(課題別商品一覧ページ)
 

 

課題別商品一覧

 

おすすめコンパラリクエスト


また、データの種類や切り口は様々です。日ごろ皆さまからご相談いただくように、気軽にお問い合わせいただける窓口も作ろうと思いました。
たとえば、上記のリストにあるような商品のように具体的になっていなくても、「こういうことはできないだろうか」(おすすめ分析リクエスト)あるいは「こういったことを知るために、どのような作品のどのようなデータを見ればいいのだろうか」(おすすめコンパラリクエスト)といった疑問をお持ちの際に、すぐさまお気軽にご連絡いただけるように。


変わること2:より身近に、より多くのタイミングで、あたかも社内の一部門のように

GEM Column弊社の主要サービスの一つとして、CATS市場概況レポートをはじめとする毎週レポートするトラッキングサービスがあります。これは毎週、レポートをお送りするものですが、興行会社様に加えて、主要な配給会社様ほぼすべてにご契約いただき、「ウィークリーの業界誌」のようになりました。また、その時々の情勢を踏まえてデータに基づくコラム(GEM column)も2009年から毎週更新を続けてまいりましたが、お取引先の方々から「あの記事読んだよ」と言っていただく機会も多くなりました。

しかし、弊社には上記以外にも、皆さまに知っていただきたいインサイトやデータ・情報があるのです。
すでにご契約・ご提供させていただいているレポートと一緒に様々なコンテンツを一つの場所に置き、「ここにくれば何か役に立てるものがある」という場にしていきたい。
あたかも業務に必要な社内ポータルサイトのように「とりあえず立ち上げておく」という存在になって、皆さまの日々の業務に貢献したいのです。

(GEM columnはより広い方々に弊社を知っていただくためのサイトとして更新頻度を下げて続けてまいります)


変わること3:目指しているのは、映画・映像業界のプロの方のための革新的情報インフラ

近年、映画・映像マーケティングにも様々な情勢変化が起こりましたし、今後も起こっていくでしょう。
たとえば生活者の情報接触・コンテンツ鑑賞メディアの多様化に始まり、これに対応するために、宣伝・プロモーションにとどまらない企画も含めた映像マーケティング在り方は変化してきています。また、マーケティングに関するデータの量と増加と質の変化も著しく、これに対応するデータ分析のためのITソリューションも進化しています。

こうした新しい潮流をとらえ、さらに皆さまにお役に立てるよう弊社のサービスの在り方も変化していきます。「いろんな動きがあるけど、便利なこれ(GEM Standard)があるので大丈夫」と言っていただけるようなサービスをGEM Standardで展開していくこととしています。

みなさまの業務上の課題解決につながるサービスプラットフォームとして、業界の情報インフラになることを目指して。

どうぞ、今後ともよろしくお願いします。

2015年11月
GEM Partners代表 梅津 文

レポート・データ解説