[劇場鑑賞者調査]満足1位は『侍の名のもとに』、感動を求める野球コアファンが鑑賞
公開日: 2020/06/05
「作品別 ポストサーベイレポート」より作品鑑賞者「満足」ランキング公開
弊社が発行している劇場鑑賞者調査「作品別 ポストサーベイレポート」(2020年5月16日~5月17日実査)の調査結果より、調査対象35作品(2020年2月7日~2020年3月20日公開)のなかで、作品鑑賞者が「満足/少し満足/どちらでもない/少し不満/不満」の中から「満足」と回答した割合の高かった作品をランキング形式で公開します。
満足ランキングTOP3は『侍の名のもとに~野球日本代表 侍ジャパンの800日~』
『Fukushima 50(フクシマフィフティ)』『恐竜超伝説 劇場版ダーウィンが来た!』
今回調査した35作品中、「満足」と回答した割合が最も高かったのは、野球日本代表チーム「侍ジャパン」に密着したドキュメンタリー映画『侍の名のもとに~野球日本代表 侍ジャパンの800日~』でした。そして、2位は『Fukushima 50(フクシマフィフティ)』、3位は『恐竜超伝説 劇場版ダーウィンが来た!』と続きます。
レポートによると、『侍の名のもとに~野球日本代表 侍ジャパンの800日~』の鑑賞者は、約8割が男性です。さらに性年代別に見ると、特にM1層の割合が高めです。 また、本作を“観た理由”として「設定・テーマが良さそうだった」「好きなジャンルの作品だった」「感動しそうだった」の割合が高く、特に「感動しそうだった」と回答する割合が、同時期作品平均の約2倍となっています。 さらに、“鑑賞者の行動”では、「前売りチケットを買った」と回答した鑑賞者が約50%であることから野球コアファンが反応したことがうかがえます。このことから、本作は、野球コアファンである男性(特にM1層)が、感動を求めて鑑賞する傾向の強い作品であったことが分かります。
また、2位の『Fukushima 50(フクシマフィフティ)』と、3位の『恐竜超伝説 劇場版ダーウィンが来た!』の“観たかったが観ていない理由”をみると、 どちらの作品も「新型コロナウイルスにより映画館に行くことや外出を自粛/気分にならなかった」と答える割合が、同時期公開作品平均を上回っています。 このことから、両作品ともにより強く新型コロナウイルスの影響を受け、鑑賞行動を制限されてしまった作品であることが伺えます。
このように、「ポストサーベイレポート」では、作品鑑賞者の属性や鑑賞理由を把握できます。また、今回追加された35作品のレポートからは、新型コロナウイルスの影響も読み取ることが可能です。
▼レポートにおける年代の定義
MT:男性15-19歳、M1:男性20-34歳、M2:男性35-49歳、M3:男性50-69歳
FT:女性15-19歳、F1:女性20-34歳、F2:女性35-49歳、F3:女性50-69歳
4位以下のランキングは下記の通り。
作品鑑賞者「満足」*ランキングトップ10
上記のほかにも、“観たかったが観ていない理由”や“観たくならなかった理由”、「気分転換」「家族サービス」などの“映画に何を求める人が観たのか”も分かるレポートになっています。
作品ごとの振り返りだけではなく、今後の作品のプランニングにおける“基礎資料”としても、お客様よりご好評いただいています。ひと目で把握できるよう2ページでコンパクトにまとめられておりますので、この機会にぜひご検討ください。
◆今回調査作品**一覧◆
今回の調査結果は弊社が発行する「作品別 ポストサーベイレポート」をもとにしています。
1作品あたり、CATS市場概況レポートの年間ご契約企業様は20,000円(税別)、ご契約のない企業様は50,000円(税別)でご購入いただけます。詳しくはレポート詳細ページをご覧ください。
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