[劇場鑑賞者調査]満足1位は、ファン待望の京アニ最新作『劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン』
公開日: 2020/10/14
「作品別 ポストサーベイレポート」より作品鑑賞者「満足」ランキング公開
劇場鑑賞者調査「作品別 ポストサーベイレポート」(2020年9月26日~9月27日実査)の調査結果より、作品鑑賞者が「満足/少し満足/どちらでもない/少し不満/不満」の中から「満足」と回答した割合の高かった作品をランキング形式で公開します。調査対象作品は、2020年6月5日~2020年9月18日に公開された39作品です。
満足ランキングTOP3は『劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン』
『劇場版 Fate/stay night[Heaven’s Feel]』『コンフィデンスマンJP プリンセス編』
今回調査した39作品中、「満足」と回答した割合が最も高かったのは、京都アニメーションの最新作『劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン』でした。以降、2位に『劇場版 Fate/stay night[Heaven’s Feel] III.spring song』、3位に『コンフィデンスマンJP プリンセス編』がランクインしました。
レポートによると、『劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン』の鑑賞者は、約6割が男性となりました。一方で性年代別では、M1層に次いでF1層の割合も高く、MT/FT層に関しても同時期調査作品の平均より高めとなっています。
本作を“観た理由”では、「原作・前作・史実が好き/有名」と回答する割合が特に高く、同時期調査作品平均の3倍以上と、突出した結果となりました。そのほか、「好きなジャンルの作品だった」「感動しそうだった」の割合も高かったことから、本作は、原作ファン/アニメジャンル好きの若い鑑賞者層が、感動を求めて鑑賞した傾向の作品であったことが分かります。
また、コロナ禍が劇場公開に与えた影響を鑑みて、“観たかったが観ていない理由”に「新型コロナウイルスにより映画館に行くことや外出を自粛/気分にならなかった」という項目を追加しています。3位にランクインした『コンフィデンスマンJP プリンセス編』に関して同項目をみると、同時期調査作品の平均以上の割合を占めていました。このことから、新型コロナウイルスの影響を強く受けていたことが分かります。
このように、「ポストサーベイレポート」では、作品鑑賞者の属性や鑑賞理由を把握できます。また、今回追加された39作品のレポートからは、新型コロナウイルスの影響も読み取ることが可能です。
▼レポートにおける年代の定義
MT:男性15-19歳、M1:男性20-34歳、M2:男性35-49歳、M3:男性50-69歳
FT:女性15-19歳、F1:女性20-34歳、F2:女性35-49歳、F3:女性50-69歳
4位以下のランキングは下記の通り。
作品鑑賞者「満足」*ランキングトップ10
上記のほかにも、“観たかったが観ていない理由”や“観たくならなかった理由”、「気分転換」「家族サービス」などの“映画に何を求める人が観たのか”も分かるレポートになっています。
作品ごとの振り返りだけではなく、今後の作品のプランニングにおける“基礎資料”としても、ご好評いただいています。ひと目で把握できるよう2ページでコンパクトにまとめておりますので、この機会にぜひご検討ください。
◆今回調査作品*一覧◆
今回の調査結果は弊社が発行する「作品別 ポストサーベイレポート」をもとにしています。
1作品あたり、CATS市場概況レポートの年間ご契約企業様は20,000円(税別)、ご契約のない企業様は50,000円(税別)でご購入いただけます。詳しくはレポート詳細ページをご覧ください。
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