[劇場鑑賞者調査]ポストサーベイ調査で満足度1位は『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』
公開日: 2021/02/05
「作品別 ポストサーベイレポート」より作品鑑賞者「満足」ランキング公開
劇場鑑賞者調査「作品別 ポストサーベイレポート」(2021年1月9日~1月10日実査)の調査結果より、作品鑑賞者が「満足/少し満足/どちらでもない/少し不満/不満」の中から「満足」と回答した割合の高かった作品をランキング形式で公開します。調査対象作品は、2020年9月25日~2021年1月1日に公開された40作品です。
満足ランキングTOP3は『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』『浅田家!』『461個のおべんとう』
今回調査した40作品中、「満足」と回答した割合が最も高かったのは、歴代興収1位の話題作『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』でした。以降、2位に『浅田家!』、3位に『461個のおべんとう』がランクインしました。
本レポートでは鑑賞者属性を調査しており、『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』は、男女ともに同程度の割合で、性年代別では男性はM2層、女性はF1層の割合が高めとなりました。また、本作の“続編があった場合の鑑賞意向”は、8割以上が「映画館で絶対観たい」または「映画館で観たい」と回答しています。同時期公開作品の数値と比べても大幅に上回る値であることから、本作は続編も、強く待ち望まれていることが数値として読み取れます。
一方、『浅田家!』の鑑賞者は約6割が女性、『461個のおべんとう』はやや女性の割合が高くなっています。2作品の“観た理由”をみると「俳優・女優が良かった」と回答する割合が高いことから、どちらもキャストのファン層が多く動員したことが伺えます。
また、現在はコロナ禍であることから“観たかったが観ていない理由”に「新型コロナにより映画館に行くことや外出を自粛/気分にならなかった」という項目を追加しています。『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』では、作品を鑑賞していない人の約7割が本項目を選択。歴代興収1位を記録した本作でも、新型コロナウイルスの影響を受けていることが分かります。
このように、「ポストサーベイレポート」では、作品鑑賞者の属性や鑑賞理由を把握できます。また、今回追加された40作品のレポートからは、新型コロナウイルスの影響も読み取ることが可能です。
▼レポートにおける年代の定義
MT:男性15-19歳、M1:男性20-34歳、M2:男性35-49歳、M3:男性50-69歳
FT:女性15-19歳、F1:女性20-34歳、F2:女性35-49歳、F3:女性50-69歳
4位以下のランキングは下記の通り。
作品鑑賞者「満足」*ランキングトップ10
上記のほかにも、“観たかったが観ていない理由”や“観たくならなかった理由”、「気分転換」「家族サービス」などの“映画に何を求める人が観たのか”も分かるレポートになっています。
作品ごとの振り返りだけではなく、今後の作品のプランニングにおける“基礎資料”としても、ご好評いただいています。ひと目で把握できるよう2ページでコンパクトにまとめておりますので、この機会にぜひご検討ください。
◆今回調査作品*一覧◆
今回の調査結果は弊社が発行する「作品別 ポストサーベイレポート」をもとにしています。
1作品あたり、CATS市場概況レポートの年間ご契約企業様は20,000円(税別)、ご契約のない企業様は50,000円(税別)でご購入いただけます。詳しくはレポート詳細ページをご覧ください。
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