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第6回:NetflixとAmazonによるIPファンづくりとヒットの見極め方
公開日: 2022/09/30

特集:IPヒットメーカーによるファン攻略法の最前線 第6回

2022年5月、米カリフォルニア州ロサンゼルスでリアルとオンラインのハイブリッド開催を行った“Variety Entertainment Marketing Summit”より、IPの活用、最大化について事例を紹介しながら語ったパネルディスカッション“What’s in a Fan Franchise? Building a Universe for Entertainment”をレポートします。

モデレーター:
マイケル・シュナイダー(Michael Schneider)
バラエティ(Variety)誌 TV部門 編集者

パネリスト:
ケイリーン・ウォルターズ(Kayleen Walters)
Minecraft:パートナー兼フランチャイズ開発部門責任者

グレッグ・ロンバルド(Greg Lombardo)
Netflix:エクスペリエンス部門責任者

ジェイミー・キャンペル(Jamie Kampel)
Amazonスタジオ:ライセンス&マーチャンダイジング部門責任者

エレーナ・スルザー(Elana Sulzer)
Spotify:エンタテイメント開発部門責任者

タマヤ・ペタウェイ(Tamaya Petteway)
Endemol Shine North America:ブランド・パートナーシップ兼デジタルSVP

大量のコンテンツが生成され、市場が激化しているなか、動画配信大手NetflixやAmazonプライム・ビデオはどのようにしてIPをヒットに導いているのでしょうか。連載第6回は、Netflixによる効果的な認知獲得事例の紹介に加え、商品展開の側面から見たAmazonプライム・ビデオのIP戦略をお伝えいたします。
※本記事で触れられている内容は2022年5月時点の情報です

《目次》
 

Netflixによるコンテンツ立ち上げ時のファン攻略法

 モデレーター
今日ではあらゆるメディアでコンテンツがあふれかえっています。古びた質問ではありますが、競争が非常に激しい市場において、どのように突破口を開くのでしょうか。 多様なブランドやイベントの認知を獲得することは、どれくらい大変なのでしょうか。特に、競合がヒットIPを訴求しているなか、自社コンテンツを配信し、ブレイクさせるには何が必要なのでしょうか。

 グレッグ・ロンバルド(Netflix)
そのことを考えるうえで活かすべきなのは、……(以下、会員限定記事にて掲載)

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