『SPY×FAMILY』視聴者数ptを更に伸ばしV3、『花束みたいな恋をした』ほか国内実写が躍進～配信コンテンツ視聴者数ランキングTOP20（10月第3週）

公開日: 2022/10/27

複数の定額制動画配信サービスを横断して集計した2022年10月第3週の「配信サービス視聴者数ランキング（調査対象期間：10月15日～10月21日、調査対象：日本在住15～69歳男女）」を発表します。
※視聴者数pt：記載の実査日において過去1週間以内にそのコンテンツを見た人の多さを示す

順位	変動	前回	作品別 視聴者数pt（橙字：定額制動画配信サービス オリジナル作品）	pt前週差
1位	→	1	SPY×FAMILY  223 1位 SPY×FAMILY 223pt チェンソーマン  126 2位 チェンソーマン 126pt ワンピース  84 3位 ワンピース 84pt ガンダム  67 4位 ガンダム 67pt 名探偵コナン  56 5位 名探偵コナン 56pt ロード・オブ・ザ・リング※1 （Amazonプライム・ビデオ） 55 6位 ロード・オブ・ザ・リング※1 55pt 僕のヒーローアカデミア  40 7位 僕のヒーローアカデミア 40pt BLEACH  40 8位 BLEACH 40pt キングダム  39 9位 キングダム 39pt 孤独のグルメ  37 10位 孤独のグルメ 37pt シスターズ （Netflix） 32 11位 シスターズ 32pt うる星やつら  30 12位 うる星やつら 30pt 花束みたいな恋をした  28 13位 花束みたいな恋をした 28pt 鬼滅の刃  24 14位 鬼滅の刃 24pt ブルーロック  24 15位 ブルーロック 24pt ウォーキング・デッド  19 16位 ウォーキング・デッド 19pt ゴールデンカムイ  19 17位 ゴールデンカムイ 19pt ドライブ・マイ・カー  19 18位 ドライブ・マイ・カー 19pt 闇金ウシジマくん  18 19位 闇金ウシジマくん 18pt 銀魂  18 20位 銀魂 18pt	27
2位	→	2		31
3位	→	3		1
4位	↗	7		28
5位	↗	10		27
6位	↘	4		-14
7位	↘	6		-4
8位	↑	29		26
9位	↘	5		-11
10位	↘	9		6
11位	↘	8		-4
12位	↗	19		8
13位	↑	46		18
14位	↘	11		-4
15位	↗	23		5
16位	↘	13		-8
17位	↘	14		-7
18位	↑	42		7
19位	↑	37		6
20位	↑	40		6
【順位変動】↑：10以上の上昇、↗：1～9の上昇、↘：1～9の下降、↓：10以上の下降、→：変動なし ※1：『ロード・オブ・ザ・リング: 力の指輪』のみAmazonオリジナル作品 出典：GEM Partnersによる定額制動画配信サービス　コンテンツ別　調査（掲載ptは小数点第1で四捨五入） 実査日：2022年10月22日　調査対象期間：2022年10月15日～10月21日

『SPY×FAMILY』『チェンソーマン』『ワンピース』、少年ジャンプ関連作でTOP3独占

1位は3週連続で『SPY×FAMILY』が獲得しました。視聴者数ptは、10月1日（土）の第2クール開始直後の10月第1週に172ptを集めて1位にランクインした後、前週の第2週に196pt、そして今週223ptと、週を追うごとに上昇しています。視聴者の内訳をみると男女比は約4：6と若干の女性寄り、年代別では20代、30代で高い視聴者数ptを集めています。

続く2位は前週から引き続き『チェンソーマン』がランクインしました。10月12日（水）にAmazonプライム・ビデオで見放題先行配信が始まったほか、翌13日（木）には多くのサービスでも配信が始まりました。視聴者数ptは前週95ptから今週126ptと大きく上昇。男女比は約6：4と若干の男性寄り、年代別では20代と30代で高い視聴者数ptを集めています。

3位も前週と同じく『ワンピース』シリーズが入りました。多くのサービスでTVアニメ版が配信されているほか、Amazonプライム・ビデオでは歴代映画14作品の見放題独占配信が行われています。視聴者数ptは前週83ptから今週84ptと横ばい。男女比は約5：5と偏りなく、年代別では20代で最も高い視聴者数ptを集めています。

各コンテンツの原作に注目すると、1位の『SPY×FAMILY』はWebマンガ誌「少年ジャンプ+」、2位『チェンソーマン』、3位『ワンピース』は漫画雑誌「週刊少年ジャンプ」連載作品（過去連載含む）となり、TOP3を少年ジャンプ関連作が独占しました。TOP3以外にも7位『僕のヒーローアカデミア』、8位『BLEACH』、14位『鬼滅の刃』、20位『銀魂』も「週刊少年ジャンプ」連載作品となり、TOP20中7作品を占める結果となりました。

邦画『花束みたいな恋をした』『ドライブ・マイ・カー』TOP20に初ランクイン

今週、TOP20に邦画実写2作品が初のランクインを果たしました。1つ目は、前週46位から13位に上昇した『花束みたいな恋をした』です。これまでU-NEXTで見放題独占配信されていましたが、2022年10月14日（金）に複数のサービスでも配信が始まりました。視聴可能サービスの拡大により、視聴者数ptが高まったものと推察されます。男女比は約2：8と女性寄り、年代別では20代で最も高い視聴者数ptを獲得しています。2つ目は、前週42位から18位にランクアップした『ドライブ・マイ・カー』です。第94回米アカデミー賞の国際長編映画賞を受賞した本作は、2022年10月12日（水）にAmazonプライム・ビデオにて『ドライブ・マイ・カー インターナショナル版』の見放題独占配信が始まりました。男女比は約3：7と女性寄り、年代別では60代と40代で高い視聴者数ptを集めています。

『闇金ウシジマくん』シリーズ、外伝効果で急上昇

前週37位から19位に『闇金ウシジマくん』シリーズが急上昇しました。9月14日（水）より、シリーズ外伝となる『闇金ウシジマくん外伝 闇金サイハラさん』がNetflixとdTVで配信されています。男女比は約6：4と男性寄り、年代別では30代で特に高い視聴者数ptを集めています。

配信オリジナルTOP10：Amazonオリジナル『モダンラブ』東京版開始で初ランクイン

順位	コンテンツタイトル	配信サービス	視聴者数pt
1位	ロード・オブ・ザ・リング※1	Amazonプライム・ビデオ	55 1位 ロード・オブ・ザ・リング※1 55pt 32 2位 シスターズ 32pt 17 3位 ウ・ヨンウ弁護士は天才肌 17pt 15 4位 ドキュメンタル※2 15pt 14 5位 シー・ハルク：ザ・アトーニー 14pt 12 6位 愛の不時着 12pt 10 7位 梨泰院クラス 10pt 8 8位 モダン・ラブ 8pt 7 9位 イカゲーム 7pt 7 10位 キャシアン・アンドー 7pt
2位	シスターズ	Netflix
3位	ウ・ヨンウ弁護士は天才肌	Netflix
4位	ドキュメンタル※2	Amazonプライム・ビデオ
5位	シー・ハルク：ザ・アトーニー	ディズニープラス
6位	愛の不時着	Netflix
7位	梨泰院クラス	Netflix
8位	モダンラブ	Amazonプライム・ビデオ
9位	イカゲーム	Netflix
10位	キャシアン・アンドー	ディズニープラス
※1：『ロード・オブ・ザ・リング: 力の指輪』のみAmazonオリジナル作品 ※2：『HITOSHI MATSUMOTO Presents ドキュメンタル』 出典：GEM Partnersによる定額制動画配信サービス　コンテンツ別　調査（掲載ptは小数点第1で四捨五入） 実査日：2022年10月22日　調査対象期間：2022年10月15日～10月21日

配信オリジナルTOP10に入ったコンテンツのサービス内訳は、Netflixが最も多く5作品、続いてAmazonプライム・ビデオが3作品、ディズニープラス2作品となりました。コンテンツタイプ別の内訳は、ドラマ9作品、バラエティ1作品となりました。

1位は『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズがランクイン。新作ドラマ『ロード・オブ・ザ・リング：力の指輪』配信開始直後の9月第1週以降、8週連続での首位獲得となります。視聴者の内訳をみると、男女比は約6：4と若干の男性寄り、年代別では50代、60代の割合が高くなりました。2位は4週連続で韓国ドラマ『シスターズ』。男女比は1：9とかなり女性寄り、年代別では40代、50代、60代の割合が高くなっています。そのほか、8位に実写ドラマの『モダンラブ』シリーズがランクイン。10月21日（金）に東京を舞台にした『モダンラブ・東京～さまざまな愛の形～』の配信が始まり、今回その直後の調査でTOP10入りを果たしました。男女比は2：8で女性寄り、年代別では30代の割合が最も高くなりました。

■男女別、年代別、過去ランキングなど、詳細はこちらから

■定額制動画配信サービス コンテンツ別 調査概要

【調査方法】インターネットアンケート
【調査対象】日本在住の15～69歳の男女
【回答者数】各回 約7,000人
【数値重みづけ】総務省発表の人口統計を参考に回答者を性年代別に重みづけ
【集計方法】視聴したコンテンツについては自由回答方式で聴取。これをGEM Partners開発によるエンタメコンテンツ辞書を用いて名寄せ・集計を実施。コンテンツごとの視聴したシーズン数やエピソード数等は区別せず、一部でも観たと回答した人を視聴者としてカウント。また、劇場／テレビ版や海外／国内版も同一コンテンツとしてカウント（一部例外あり）。複数回観ても1カウントとしている。
※名寄せ辞書のアップデートに伴い、過去に遡って値が修正されることがあります