映画興行市場は今後5年間、年平均0.9%減の微減傾向。 ただし、2,000億円台を維持し、2020年は2,074億円になると予想
2016-02-03
2016~2020年の5年間の映画市場のマクロトレンドについて予測した「映画興行市場5年間予測(2016-2020年)レポート」を2016年2月2日に発行しました。
【1】映画興行市場の市場規模推計
2020年までの今後5年間について人口統計、映画鑑賞参加率・平均鑑賞本数・平均入場料金について公的調査、当社消費者調査に基づき推計した結果、映画市場規模は今後年平均0.9%減少となり、2020年で2,074億円と見込まれます。これは2015年に比べ4.5%減となり、2014年の市場規模と同程度の規模となります。
【2】ODS(非映画デジタルコンテンツ) ※市場の市場規模推計
録画、中継を含むODS市場全体は、今後5年間年率32%の成長となり、2020年は2015年の約4倍となる622億円市場まで成長すると見込まれます。うち映画興行市場にも含まれる録画はODS市場全体の49%で303億円と推計されます。これは映画興行市場の約15%を占める規模となります。また、映画興行市場規模には含まれない中継がODS市場の51%を占め318億円になると見込まれます。
※コンサート、演劇、オペラ、スポーツなど映画以外のコンテンツの映画館における上映
※単位未満を四捨五入のため、内訳の合計が総数に合わない場合があります。
※本推計は当社が行ったアンケート調査および日本映画産業統計、公的統計の公開情報を用いて分析を行っています。
※本推計においては2017年に実施予定の消費税引き上げによる影響は加味しておりません。
※本推計は、個別作品ごとの興行収入の積み上げによる予測ではなく、映画市場のマクロトレンドに注目した予測となります。
本レポートに関する詳細
レポートの目次や購入方法など、さらに詳しくはレポート詳細ページをご覧ください
このお知らせに関するプレスリリース
映画興行市場は今後5年間、年平均0.9%減の微減傾向。ただし、2,000億円台を維持し、2020年は2,074億円になると予想(PDF)
あわせてご覧ください
[映画興行市場に関する調査結果] 映画興行市場は2017年~2021年まで2,200億円を上回る高い水準で横ばい傾向を見込む (2017/03/01)
新着記事
-
定額制動画配信サービス(SVOD)利用率は停滞するも、平均サービス利用本数は全年代で増加
(2025/12/11) -
『俺レベ』が世界21カ国で首位、アジアでは『SAKAMOTO DAYS』、アメリカでは『ダンダダン』が上位に~世界人気アニメランキング2025年
(2025/12/10) -
海外で求められる「物語」とは~世界14カ国17,000サンプルのファンダム調査から
(2025/12/05) -
TBS・日テレほか放送局のグローバルビジネス最前線(後編)—ドラマ・バラエティの国際共同製作事例
(2025/12/05) -
TBS・日テレほか放送局のグローバルビジネス最前線(前編)— コンテンツ輸出戦略と海外向け新規IP開発事例
(2025/11/28)
新着ランキング
-
音楽アーティスト リーチpt 週間TOP10【最新週】
(2025/12/11) -
マンガ リーチpt 週間TOP10【最新週】
(2025/12/11) -
映像 リーチpt 週間TOP10【最新週】
(2025/12/11) -
定額制動画配信サービス 週間リーチptランキングTOP20【最新週】
(2025/12/11) -
メディア横断リーチpt 急上昇TOP10【最新週】
(2025/12/11)
アクセスランキング
(過去30日間)
-
劇場公開映画 週末動員ランキングTOP10【最新週】
(2025/12/08) -
2024年の定額制動画配信市場は推計5,262億円、U-NEXTがシェア最大の伸び、6年連続首位のNetflixに迫る
(2025/02/25) -
動画配信の国内市場規模は5,930億円(24年、前年比3.3%増)、2029年には7,873億円規模へ
(2025/02/28) -
次にヒットするエンタメをタレント、マンガ・アニメ、ゲームなどメディア別でランキング~タレントでは『篠塚大輝』、マンガでは『極楽街』が首位獲得
(2025/10/23) -
今後1年間のヒットエンタメをデータで予測~『極楽街』が1位、『timelesz』メンバーが上位にランクイン
(2025/10/23) - ランキング ジャンル別一覧
-
定額制動画配信サービス 週間リーチptランキングTOP20【最新週】
(2025/12/11) -
音楽アーティスト リーチpt 週間TOP10【最新週】
(2025/12/11) -
2024年「日本アニメ産業市場規模」が史上最高値を更新、海外市場が前年比126%で市場成長をけん引~TIFFCOM2025
(2025/11/07) -
「映画館離れ」と「映画離れ」の今
(2024/10/04)
