『鬼滅の刃』5カ月連続1位、Netflix韓国ドラマ『今、私たちの学校は...』ほかオリジナル・独占配信作品が躍進<定額制動画配信サービス マンスリーランキング(2022年2月度)>
公開日: 2022/03/04
Netflix韓国ドラマ『今、私たちの学校は...』ほか
オリジナル・独占配信作品が躍進
エンタメコンテンツランキングやデータ情報を発信する「GEMランキングクラブ」プロジェクトにて作成した「定額制動画配信サービスのコンテンツ別視聴者数ランキング」から2022年2月のマンスリーランキングを発表いたします。
※視聴者数pt:下記の実査日において過去1週間以内にそのコンテンツを見た人の多さを示す
全体ランキングTOP20:『鬼滅の刃』5カ月連続の首位獲得、TOP5の顔ぶれは前月同様、Netflixオリジナル『今、私たちの学校は...』、『事故物件』が圏外からランクイン
『鬼滅の刃』圧倒的な強さ続く、TOP5の顔ぶれに変化なし
2月14日(月)に最新シリーズ「遊郭編」の最終話が配信された『鬼滅の刃』が2月の月間1位となりました。これで2021年10月以降、5カ月連続の1位獲得となったほか、月を追うごとに2位との差を広げ、まさに独走態勢が続いています。2月のサービス別ランキングでも上位7サービスのうち「ディズニープラス」を除くすべてのサービスで1位を獲得しています。
最新シリーズ「The Final Season Part2」が放送・配信中の『進撃の巨人』が前月に引き続き2位、これに前月からワンランクアップした『王様ランキング』が3位に入りました。『王様ランキング』はテレビ放送中ですが、定額制動画配信サービスではAmazonプライム・ビデオで独占配信中です。
そのほか、4位には劇場版が121億円を超える大ヒットを記録している『呪術廻戦』、5位には『ワンピース』がそれぞれランクインし、TOP5の顔ぶれは前月同様となりました。
Netflixオリジナル『今、私たちの学校は...』急上昇、『事故物件』初登場ランクイン
1月28日(金)にNetflixオリジナルとして配信された韓国の漫画原作のゾンビドラマ『今、私たちの学校は...』が前月から大きくジャンプアップして8位にランクイン。本作は世界的にも『イカゲーム』に似た人気を博していますが、同様の快進撃にも注目です。9位の『イカゲーム』と比べると、『今、私たちの学校は...』の2月の視聴者の男女別内訳は女性寄り、年代別では50代以上が多めとなっています。
2020年夏に劇場公開されてスマッシュヒットを記録した映画『事故物件 恐い間取り』が11位に初登場ランクイン。本作は2月1日(火)にAmazonプライム・ビデオやNetflixなどで配信が始まりました。2月の月間サービス別ランキングをみると、Amazonプライム・ビデオでは11位、Netflixでは18位にランクインしています。
前月21位以下から今月TOP20に入った作品にはそのほか、アニメ『その着せ替え人形は恋をする』『ポケットモンスター』『平家物語』『ハコヅメ』『ハイキュー‼』、Netflixオリジナルの韓国ドラマ『愛の不時着』がありました。
サービス別ランキングTOP10:『鬼滅の刃』が6サービスで1位を占めるも、各サービスでは独占配信・オリジナル作品のダイナミックな動き目立つ
2022年2月の調査結果を集計し、サービス別に視聴者数ptランキングを作成しました。サービス名は合計視聴者数ptが多い順に左から並べています。2月は多くのサービスで『鬼滅の刃』が1位を獲得しました。一方、2位以下はそれぞれの特色が出るランキングとなり、オリジナル・独占配信作品の大きな動きも多数見られました。
Amazonプライム・ビデオではNintendo Switch用ソフト「Pokémon LEGENDS アルセウス」の発売を記念したスペシャルエピソード『ポケットモンスター 神とよばれし アルセウス』の独占配信が1月21日(金)に始まりました。同サービスの『ポケットモンスター』シリーズのランキングをみると、前月19位から6位にジャンプアップしています。
Netflixのランキングではオリジナル独占配信の新作ドラマが多く上位に入りました。韓国ドラマ『今、私たちの学校は...』が2位、日本ドラマ『金魚妻』が4位、韓国ドラマ『39歳』が10位にそれぞれランクインしています。また、今月TOP10入りは逃しましたが、韓国ドラマの新作『気象庁の人々: 社内恋愛は予測不能?!』が13位にランクインしています。
そのほか、Huluは、前月に続きTOP10内に独占配信作品が5作品ランクイン。ディズニープラスも前月に続きTOP10すべてが独占配信作品となりました。ディズニープラスのオリジナル独占配信となるスター・ウォーズシリーズの『ボバ・フェット』は、前月に続き1位に入りました。
参考データ①
参考データ②
■定額制動画配信サービス コンテンツ別 調査概要
【調査方法】インターネットアンケート
【調査対象】日本在住の15~69歳の男女
【回答者数】各回 約7,000人
【数値重みづけ】総務省発表の人口統計を参考に回答者を性年代別に重みづけ
【集計方法】視聴したコンテンツについては自由回答方式で聴取。これをGEM Partners開発によるエンタメコンテンツ辞書を用いて名寄せ・集計を実施。コンテンツごとの視聴したシーズン数やエピソード数等は区別せず、一部でも観たと回答した人を視聴者としてカウント。また、劇場/テレビ版や海外/国内版も同一コンテンツとしてカウント(一部例外あり)。複数回観ても1カウントとしている。
※名寄せ辞書のアップデートに伴い、過去に遡って値が修正されることがあります
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