記事

『進撃の巨人』が首位を維持、配信オリジナルTOP10では『39歳』ほかNetflix韓流ドラマが好調~定額制動画配信サービス コンテンツ別週間ランキングTOP20(2022年3月第3週)
公開日: 2022/03/24

複数の定額制動画配信サービスを横断して集計した2022年3月第3週の「配信サービス視聴者数ランキングTOP20(実査日:2022年3月19日、調査対象期間:3月12日~3月18日)」を発表します。

※ 視聴者数pt:下記の実査日において過去1週間以内にそのコンテンツを見た人の多さを示す

配信コンテンツ視聴者数ランキングTOP20
2022年3月第3週
(対象期間:2022年3月12日~3月18日)
 
順位 変動 前回 作品別 視聴者数pt(橙字:定額制動画配信サービス オリジナル作品※1)
1位 1
進撃の巨人  95 1位 進撃の巨人 95pt
鬼滅の刃  76 2位 鬼滅の刃 76pt
王様ランキング  63 3位 王様ランキング 63pt
ワンピース  52 4位 ワンピース 52pt
ドラえもん  39 5位 ドラえもん 39pt
孤狼の血  36 6位 孤狼の血 36pt
39歳 (Netflix) 36 7位 39歳 36pt
名探偵コナン  36 8位 名探偵コナン 36pt
その着せ替え人形は恋をする  33 9位 その着せ替え人形は恋をする 33pt
呪術廻戦  32 10位 呪術廻戦 32pt
孤独のグルメ  31 11位 孤独のグルメ 31pt
銀魂  26 12位 銀魂 26pt
愛の不時着 (Netflix) 26 13位 愛の不時着 26pt
ドキュメンタル※1 (Amazonプライム・ビデオ) 25 14位 ドキュメンタル※1 25pt
未成年裁判 (Netflix) 24 15位 未成年裁判 24pt
気象庁の人々: 社内恋愛は予測不能?! (Netflix) 24 16位 気象庁の人々: 社内恋愛は予測不能?! 24pt
平家物語  24 17位 平家物語 24pt
ガンダム  21 18位 ガンダム 21pt
ハコヅメ  20 19位 ハコヅメ 20pt
NARUTO -ナルト-  20 20位 NARUTO -ナルト- 20pt
2位 2
3位 3
4位 7
5位 4
6位 20
7位 15
8位 8
9位 6
10位 5
11位 18
12位 16
13位 24
14位 45
15位 12
16位 22
17位 11
18位 32
19位 9
20位 21
【順位変動】↑:10以上の上昇、↗:1~9の上昇、↘:1~9の下降、↓:10以上の下降、→:変動なし
※1:「HITOSHI MATSUMOTO Presents ドキュメンタル」
出典:GEM Partnersによる定額制動画配信サービス コンテンツ別 調査(掲載ptは小数点第1で四捨五入)
実査日:2022年3月19日 調査対象期間:2022年3月12日~3月18日
本ランキングは19の定額制動画配信サービス(ABEMAプレミアム、Amazonプライム・ビデオ、Apple TV+、dTV、dアニメストア、FOD、Hulu、J:COMオンデマンド、Netflix、Paravi、Rakuten TV、SPOOX、TELASA、TSUTAYA TV、U-NEXT、アニメ放題、ディズニープラス、バンダイチャンネル、ひかりTVビデオサービス)の視聴者数ptを横断して集計しています。

『進撃の巨人』首位を維持、『鬼滅の刃』変わらず2位も視聴者数pt減

前週同様TOP5は漫画原作が独占し、TOP3の顔ぶれに変化はありませんでした。首位を獲得したのは『進撃の巨人』シリーズ。最新シリーズ「The Final Season Part 2」が放送・配信中のなか、前週から1位を維持しました。視聴者数ptは前週99ptから95ptとほぼ横ばいで推移しています。

2位も前週同様に『鬼滅の刃』がランクイン。「遊郭編」の最終話が2月14日(月)に配信されてから時間が経過したものの、ランクを落とすことはありませんでした。しかし、視聴者数ptは前週90ptから76ptと減少しています。3位はAmazonプライム・ビデオで見放題独占配信中の『王様ランキング』。本作も前週からランクを維持しており、視聴者数ptは前週69ptから63ptとほぼ横ばいとなりました。

4位は前週7位からランクを上げた『ワンピース』シリーズ。視聴者数ptは前週32ptから52ptに上昇しました。5位は前週4位からランクを落とした『ドラえもん』シリーズです。最新劇場版『映画ドラえもん のび太の宇宙小戦争 2021』が公開中ですが、視聴者数ptは前週52ptから39ptに減少しました。

配信オリジナルTOP10ではNetflixオリジナルが『39歳』はじめ8作品でランクイン

今週、全体ランキングでは、定額制動画配信サービスのオリジナル作品が5つTOP20入りしました。サービス別にみると、Netflixが4作品、Amazonプライム・ビデオが1作品と、Netflixオリジナルが大きな割合を占めていることが分かります。さらに、対象を配信オリジナルに絞ったTOP10ランキングでは、下記のようにNetflixオリジナルが8作品を占める結果となりました。

配信コンテンツ視聴者数ランキング
配信オリジナル TOP10※1
(2022年3月第3週 対象期間:2022年3月12日~3月18日)
 
順位 コンテンツタイトル 配信タイトル 視聴者数pt
1位 39歳 Netflix
36 1位 39歳 36pt
26 2位 愛の不時着 26pt
25 3位 ドキュメンタル※2 25pt
24 4位 未成年裁判 24pt
24 5位 気象庁の人々※3 24pt
19 6位 金魚妻 19pt
19 7位 トークサバイバー!※4 19pt
17 8位 イカゲーム 17pt
16 9位 社内お見合い 16pt
14 10位 今日、好きになりました。 14pt
2位 愛の不時着 Netflix
3位 ドキュメンタル※2 Amazonプライム・ビデオ
4位 未成年裁判 Netflix
5位 気象庁の人々※3 Netflix
6位 金魚妻 Netflix
7位 トークサバイバー!※4 Netflix
8位 イカゲーム Netflix
9位 社内お見合い Netflix
10位 今日、好きになりました。 ABEMAプレミアム
※1:シリーズすべてが配信サービスオリジナルの作品
※2:「HITOSHI MATSUMOTO Presents ドキュメンタル」
※3:「気象庁の人々: 社内恋愛は予測不能?!」
※4:「トークサバイバー!~トークが面白いと生き残れるドラマ~」
出典:GEM Partnersによる定額制動画配信サービス コンテンツ別 調査(掲載ptは小数点第1で四捨五入)
実査日:2022年3月19日 調査対象期間:2022年3月12日~3月18日

配信オリジナルTOP10に入ったNetflixオリジナルは、韓国ドラマが6作品、日本ドラマが1作品、バラエティが1作品となり、配信オリジナルにおける韓国ドラマの人気の高さがうかがい知れます。1位を獲得したのもNetflixの韓国ドラマ『39歳』でした。本作は2月16日(水)に配信を開始し、『愛の不時着』のソン・イェジンがヒロインを務めています。視聴者の内訳をみると、男女比は約0:10と女性のみ、年代別では30代と40代で高い視聴者数ptを集めました。

Netflix以外では2作品がTOP10入りしており、3位にAmazonプライム・ビデオのバラエティ『HITOSHI MATSUMOTO Presents ドキュメンタル』がランクイン。男女比は約9:1と男性寄り、年代別では30代と40代で高い視聴者数ptを集めました。そして10位にABEMAプレミアムのバラエティ『今日、好きになりました。』が入りました。男女比は約1:9と女性より、年代別では30代で高い視聴者数ptを集めています。

男女別、年代別、過去ランキングなど、詳細はこちら ランキングデータ一覧へ

■定額制動画配信サービス コンテンツ別 調査概要

【調査方法】インターネットアンケート
【調査対象】日本在住の15~69歳の男女
【回答者数】各回 約7,000人
【数値重みづけ】総務省発表の人口統計を参考に回答者を性年代別に重みづけ
【集計方法】視聴したコンテンツについては自由回答方式で聴取。これをGEM Partners開発によるエンタメコンテンツ辞書を用いて名寄せ・集計を実施。コンテンツごとの視聴したシーズン数やエピソード数等は区別せず、一部でも観たと回答した人を視聴者としてカウント。また、劇場/テレビ版や海外/国内版も同一コンテンツとしてカウント(一部例外あり)。複数回観ても1カウントとしている。
※名寄せ辞書のアップデートに伴い、過去に遡って値が修正されることがあります

レポート・データ解説