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ディズニー『オビ=ワン』『ドクター・ストレンジ』、Netflix『ストレンジャー・シングス』上昇、『SPY×FAMILY』独走V9~配信コンテンツ視聴者数ランキングTOP20(6月第4週)
公開日: 2022/07/01

複数の定額制動画配信サービスを横断して集計した2022年6月第4週の「配信サービス視聴者数ランキングTOP20(調査対象期間:6月18日~6月24日、調査対象:日本在住15~69歳男女)」を発表します。

※ 視聴者数pt:下記の実査日において過去1週間以内にそのコンテンツを見た人の多さを示す

配信コンテンツ視聴者数ランキングTOP20
2022年6月第4週
(対象期間:2022年6月18日~6月24日)
 
順位 変動 前回 作品別 視聴者数pt(橙字:定額制動画配信サービス オリジナル作品※1)
1位 1
SPY×FAMILY  280 1位 SPY×FAMILY 280pt
名探偵コナン  97 2位 名探偵コナン 97pt
パリピ孔明  58 3位 パリピ孔明 58pt
ワンピース  50 4位 ワンピース 50pt
キングダム  46 5位 キングダム 46pt
鬼滅の刃  36 6位 鬼滅の刃 36pt
かぐや様は告らせたい  34 7位 かぐや様は告らせたい 34pt
ザ・ボーイズ (Amazonプライム・ビデオ) 29 8位 ザ・ボーイズ 29pt
ドラゴンボール  27 9位 ドラゴンボール 27pt
トップガン  27 10位 トップガン 27pt
オビ=ワン・ケノービ (ディズニープラス) 26 11位 オビ=ワン・ケノービ 26pt
アオアシ  26 12位 アオアシ 26pt
ドクター・ストレンジ  22 13位 ドクター・ストレンジ 22pt
進撃の巨人  22 14位 進撃の巨人 22pt
ガンダム  21 15位 ガンダム 21pt
盾の勇者の成り上がり  21 16位 盾の勇者の成り上がり 21pt
ストレンジャー・シングス (Netflix) 21 17位 ストレンジャー・シングス 21pt
ドラえもん  19 18位 ドラえもん 19pt
相席食堂  19 19位 相席食堂 19pt
燃えよ剣  19 20位 燃えよ剣 19pt
2位 2
3位 8
4位 4
5位 3
6位 7
7位 9
8位 6
9位 12
10位 5
11位 23
12位 36
13位 1180
14位 10
15位 17
16位 29
17位 35
18位 19
19位 43
20位 13
【順位変動】↑:10以上の上昇、↗:1~9の上昇、↘:1~9の下降、↓:10以上の下降、→:変動なし
※1:シリーズすべてが配信サービスオリジナルの作品
出典:GEM Partnersによる定額制動画配信サービス コンテンツ別 調査(掲載ptは小数点第1で四捨五入)
実査日:2022年6月25日 調査対象期間:2022年6月18日~6月24日
本ランキングは19の定額制動画配信サービス(ABEMAプレミアム、Amazonプライム・ビデオ、Apple TV+、dTV、dアニメストア、FOD、Hulu、J:COMオンデマンド、Netflix、Paravi、Rakuten TV、SPOOX、TELASA、TSUTAYA TV、U-NEXT、アニメ放題、ディズニープラス、バンダイチャンネル、ひかりTVビデオサービス)の視聴者数ptを横断して集計しています。

『SPY×FAMILY』300ptの大台に迫る勢いで、9週連続の首位

アニメ『SPY×FAMILY』が9週連続で首位を獲得。視聴者数ptは前週262ptから今週280ptへと300ptに迫る勢いで大きく上昇しました。原作はWebマンガ誌「少年ジャンプ+」で連載中の同名漫画。4月9日(土)の配信開始以降、視聴者数ptを着実に伸ばし、5月第1週に200pt超えを達成し、その後8週連続で200pt以上を維持しています。

2位も9週連続で『名探偵コナン』シリーズがランクイン。4月15日(金)に劇場公開された『名探偵コナン ハロウィンの花嫁』が興行収入90億円を超える大ヒットを記録しています。視聴者数ptは前週92ptから今週97ptと若干増加しました。3位に入ったのは前週8位から5つランクを高めた『パリピ孔明』。3月31日(木)に配信が始まったアニメで、原作は「週刊ヤングマガジン」で連載中の同名漫画です。視聴者数ptは前週32ptから今週58ptと上昇しました。

『オビ=ワン・ケノービ』『ドクター・ストレンジ』『ストレンジャー・シングス』
見放題独占の3作品がTOP20圏外からランクイン

今週、見放題独占配信されている3作品が圏外からのTOP20入りを果たしました。最も上位にランクインしたのは、前週23位から11位に急上昇したディズニープラスのオリジナル作品『オビ=ワン・ケノービ』です。大人気映画シリーズ「スター・ウォーズ」のスピンオフで、5月27日(金)にディズニープラスで独占配信が始まりました。視聴者の内訳をみると、男女比は約8:2と男性寄り、年代別では50代で特に高い視聴者数ptを集めています。

2つ目は前週1,180位から13位に大幅上昇した『ドクター・ストレンジ』シリーズです。大ヒットを記録した劇場版最新作『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』(5月4日公開)が、早くも6月22日(水)にディズニープラスで独占配信が始まりました。視聴者の内訳をみると、男女比は約7:3と男性寄り、年代別では50代で特に高い視聴者数ptを集めました。

3つ目は前週35位から17位に上昇したNetflixオリジナルの『ストレンジャー・シングス』です。5月27日(金)に最新「シーズン4 Vol.1」のNetflix独占配信が始まりました。男女比は約6:4と若干の男性寄り、年代別では30代、40代、60代で高い視聴者数ptを集めました。

配信オリジナルTOP10:Netflix『スプリガン』『還魂』初のTOP10入り

配信コンテンツ視聴者数ランキング
配信オリジナル TOP10※1
(2022年6月第4週 対象期間:2022年6月18日~6月24日)
 
順位 コンテンツタイトル 配信タイトル 視聴者数pt
1位 ザ・ボーイズ Amazonプライム・ビデオ
29 1位 ザ・ボーイズ 29pt
26 2位 オビ=ワン・ケノービ 26pt
21 3位 ストレンジャー・シングス 21pt
17 4位 梨泰院クラス 17pt
16 5位 スプリガン 16pt
13 6位 愛の不時着 13pt
13 7位 ミズ・マーベル 13pt
10 8位 バチェラー・ジャパン 10pt
10 9位 ドキュメンタル※2 10pt
9 10位 還魂 9pt
2位 オビ=ワン・ケノービ ディズニープラス
3位 ストレンジャー・シングス Netflix
4位 梨泰院クラス Netflix
5位 スプリガン Netflix
6位 愛の不時着 Netflix
7位 ミズ・マーベル ディズニープラス
8位 バチェラー・ジャパン Amazonプライム・ビデオ
9位 ドキュメンタル※2 Amazonプライム・ビデオ
10位 還魂 Netflix
※1:シリーズすべてが配信サービスオリジナルの作品
※2:『HITOSHI MATSUMOTO Presents ドキュメンタル』
出典:GEM Partnersによる定額制動画配信サービス コンテンツ別 調査(掲載ptは小数点第1で四捨五入)
実査日:2022年6月25日 調査対象期間:2022年6月18日~6月24日

今週、配信オリジナルTOP10に入ったコンテンツのサービス内訳は、Netflix5作品、Amazonプライム・ビデオ3作品、ディズニープラス2作品と、Netflixが半数を占めました。しかし、TOP3は3サービスからランクインしている状況です。コンテンツタイプ別にみると、ドラマ7作品、バラエティ2作品、アニメ1作品となりました。

今週、2作品が初のTOP10入りを果たしました。1つ目は5位のアニメ『スプリガン』です。原作は90年代に「週刊少年サンデー」での連載で人気を博した漫画で、6月18日(土)にNetflixで独占配信が始まりました。男女比は9:1とかなり男性寄り、年代別では40代で特に高い視聴者数ptを集めました。2つ目は10位の韓国ドラマ『還魂』です。本作も6月18日(土)にNetflixで独占配信が始まりました。男女比は2:8とかなり女性寄り、年代別では40代で特に高い視聴者数ptを集めました。

男女別、年代別、過去ランキングなど、詳細はこちら ランキングデータ一覧へ

■定額制動画配信サービス コンテンツ別 調査概要

【調査方法】インターネットアンケート
【調査対象】日本在住の15~69歳の男女
【回答者数】各回 約7,000人
【数値重みづけ】総務省発表の人口統計を参考に回答者を性年代別に重みづけ
【集計方法】視聴したコンテンツについては自由回答方式で聴取。これをGEM Partners開発によるエンタメコンテンツ辞書を用いて名寄せ・集計を実施。コンテンツごとの視聴したシーズン数やエピソード数等は区別せず、一部でも観たと回答した人を視聴者としてカウント。また、劇場/テレビ版や海外/国内版も同一コンテンツとしてカウント(一部例外あり)。複数回観ても1カウントとしている。
※名寄せ辞書のアップデートに伴い、過去に遡って値が修正されることがあります

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