『キングダム』劇場版ヒットにあわせて上昇、夏アニメ『メイドインアビス』『よふかしのうた』と劇場版公開の『ミニオンズ』が初TOP20入り～配信コンテンツ視聴者数ランキングTOP20（7月第3週）

公開日: 2022/07/29

複数の定額制動画配信サービスを横断して集計した2022年7月第3週の「配信サービス視聴者数ランキングTOP20（調査対象期間：7月16日～7月22日、調査対象：日本在住15～69歳男女）」を発表します。
※視聴者数pt：記載の実査日において過去1週間以内にそのコンテンツを見た人の多さを示す

順位	変動	前回	作品名（赤字：定額制動画配信サービス オリジナル作品※1）／視聴者数pt
1位	→	1	SPY×FAMILY  103 1位 SPY×FAMILY 103pt バチェロレッテ・ジャパン （Amazonプライム・ビデオ） 69 2位 バチェロレッテ・ジャパン 69pt キングダム  67 3位 キングダム 67pt ワンピース  66 4位 ワンピース 66pt 名探偵コナン  36 5位 名探偵コナン 36pt 鬼滅の刃  32 6位 鬼滅の刃 32pt オーバーロード  32 7位 オーバーロード 32pt ザ・ボーイズ （Amazonプライム・ビデオ） 28 8位 ザ・ボーイズ 28pt クレヨンしんちゃん  27 9位 クレヨンしんちゃん 27pt キャラクター  27 10位 キャラクター 27pt 異世界おじさん  26 11位 異世界おじさん 26pt メイドインアビス  23 12位 メイドインアビス 23pt ドラゴンボール  23 13位 ドラゴンボール 23pt 孤独のグルメ  21 14位 孤独のグルメ 21pt Dr.STONE  21 15位 Dr.STONE 21pt ストレンジャー・シングス （Netflix） 21 16位 ストレンジャー・シングス 21pt ミニオンズ  21 17位 ミニオンズ 21pt ワイルド・スピード  20 18位 ワイルド・スピード 20pt アオアシ  20 19位 アオアシ 20pt よふかしのうた  20 20位 よふかしのうた 20pt
2位	→	2
3位	↑	4
4位	↑	5
5位	↓	3
6位	→	6
7位	↑	16
8位	↑	13
9位	↑	29
10位	↑	12
11位	↓	8
12位	↑	22
13位	↑	25
14位	↑	15
15位	↓	11
16位	↓	14
17位	↑	1009
18位	↑	44
19位	↑	23
20位	↑	26
※1：シリーズすべてが配信サービスオリジナルの作品 出典：GEM Partnersによる定額制動画配信サービス　コンテンツ別　調査（掲載ptは小数点第1で四捨五入） 実査日： 2022年7月23日　調査対象期間：2022年7月16日～7月22日

『SPY×FAMILY』13週連続の首位、劇場版大ヒットの『キングダム』が3位

今週のTOP3は、アニメ、配信オリジナルのバラエティ、実写映画とアニメを含むメディアミックスと、異なる特徴を持つコンテンツがランクインしました。1位を獲得したのはアニメ『SPY×FAMILY』です。原作はWebマンガ誌「少年ジャンプ+」で連載中の同名漫画。13週連続での首位獲得となりますが、6月25日（土）に第1クールの最終回が配信済みとなっており、視聴者数Ptは前週136ptから今週103ptと減少しました。

続いて、『バチェロレッテ・ジャパン』が前週から引き続き2位を獲得しました。Amazonプライム・ビデオ オリジナルのバラエティで、7月7日（木）にシーズン2の配信が始まりました。視聴者数ptは前週67ptから今週69ptとほぼ横ばいとなりました。

3位は3週間ぶりにTOP3入りを果たした『キングダム』シリーズです。4月10日（日）にTVアニメ版の第4シリーズの配信が開始。その後、長期で人気を博していましたが、7月15日（金）に実写映画版の最新作『キングダム2 遥かなる大地へ』が公開されたことで、その人気に拍車がかかりました。視聴者の内訳をみると、男女比は約7：3と男性寄り、年代別では30代で特に高い視聴者数ptを集めています。また、『キングダム』シリーズを観たと回答した視聴者の内、実写作品視聴者とアニメ作品視聴者を比較すると、前週は1:9とかなりアニメ寄りでしたが、今週は3：7と実写作品を観た人の比率が高まっています。

『メイドインアビス』『ミニオンズ』『よふかしのうた』、アニメ3作品が初TOP20

今週、アニメ3作品が2021年1月の調査開始以来初のTOP20入りを果たしました。最も上位に位置したのは、前週22位から12位となった『メイドインアビス』。Amazonプライム・ビデオで7月7日（木）、最新2ndシリーズの見放題独占配信が始まりました。視聴者の内訳をみると、男女比は約7：3と男性寄り、年代別では20代で特に高い視聴者数ptを集めています。

続いて、前週1,009位から17位に大幅上昇したアニメ『ミニオンズ』シリーズ。7月15日（金）に劇場版最新作『ミニオンズ フィーバー』が公開されたことで、関連シリーズ作品の視聴熱が高まったと推察されます。男女比は約2：8とかなり女性寄り、年代別では20代と30代で高い視聴者数ptを集めています。

3つ目は、前週26位から20位となった『よふかしのうた』。7月8日（金）に各動画配信サービスで配信が始まった夏アニメです。男女比は約8：2とかなり男性寄り、年代別では20代で高い視聴者数ptを集めています。

配信オリジナルTOP10：『再婚ゲーム』が初のTOP10入り

順位	コンテンツタイトル	配信タイトル	視聴者数pt
1位	バチェロレッテ・ジャパン	Amazonプライム・ビデオ	69 1位 バチェロレッテ・ジャパン 69pt 28 2位 ザ・ボーイズ 28pt 21 3位 ストレンジャー・シングス 21pt 17 4位 ウ・ヨンウ弁護士は天才肌 17pt 15 5位 再婚ゲーム 15pt 15 6位 バチェラー・ジャパン 15pt 14 7位 梨泰院クラス 14pt 10 8位 イカゲーム 10pt 10 9位 還魂 10pt 10 10位 マンダロリアン 10pt
2位	ザ・ボーイズ	Amazonプライム・ビデオ
3位	ストレンジャー・シングス	Netflix
4位	ウ・ヨンウ弁護士は天才肌	Netflix
5位	再婚ゲーム	Netflix
6位	バチェラー・ジャパン	Amazonプライム・ビデオ
7位	梨泰院クラス	Netflix
8位	イカゲーム	Netflix
9位	還魂	Netflix
10位	マンダロリアン	ディズニープラス
※1：シリーズすべてが配信サービスオリジナルの作品 出典：GEM Partnersによる定額制動画配信サービス　コンテンツ別　調査（掲載ptは小数点第1で四捨五入） 実査日： 2022年7月23日　調査対象期間：2022年7月16日～7月22日

今週、配信オリジナルTOP10に入ったコンテンツのサービス内訳は、Netflix6作品、Amazonプライム・ビデオ3作品、ディズニープラス1作品と、Netflixが半数以上を占めました。一方、Amazonプライム・ビデオは、TOP3中2作品を占めており、上位では強い存在感を示しています。

今週初のTOP10入りを果たしたのは、5位の韓国ドラマ『再婚ゲーム』。2022年7月15日（金）にNetflixで独占配信が始まりました。視聴者の内訳をみると、男女比は0:10で女性のみ、年代別では50代で特に高い視聴者数ptを集めました。

■定額制動画配信サービス コンテンツ別 調査概要

【調査方法】インターネットアンケート
【調査対象】日本在住の15～69歳の男女
【回答者数】各回 約7,000人
【数値重みづけ】総務省発表の人口統計を参考に回答者を性年代別に重みづけ
【集計方法】視聴したコンテンツについては自由回答方式で聴取。これをGEM Partners開発によるエンタメコンテンツ辞書を用いて名寄せ・集計を実施。コンテンツごとの視聴したシーズン数やエピソード数等は区別せず、一部でも観たと回答した人を視聴者としてカウント。また、劇場／テレビ版や海外／国内版も同一コンテンツとしてカウント（一部例外あり）。複数回観ても1カウントとしている。
※名寄せ辞書のアップデートに伴い、過去に遡って値が修正されることがあります