『ロード・オブ・ザ・リング』がAmazonオリジナル新作『力の指輪』配信で4位に／『ワンピース』4週連続首位～配信コンテンツ視聴者数ランキングTOP20（9月第1週）

公開日: 2022/09/08

複数の定額制動画配信サービスを横断して集計した2022年9月第1週の「配信サービス視聴者数ランキング（調査対象期間：8月27日～9月2日、調査対象：日本在住15～69歳男女）」を発表します。
※視聴者数pt：記載の実査日において過去1週間以内にそのコンテンツを見た人の多さを示す

順位	変動	前回	作品別 視聴者数pt（橙字：定額制動画配信サービス オリジナル作品）	pt前週差
1位	→	1	ワンピース  131 1位 ワンピース 131pt SPY×FAMILY  53 2位 SPY×FAMILY 53pt リコリス・リコイル  53 3位 リコリス・リコイル 53pt ロード・オブ・ザ・リング※1 （Amazonプライム・ビデオ） 52 4位 ロード・オブ・ザ・リング※1 52pt キングダム  51 5位 キングダム 51pt 異世界おじさん  47 6位 異世界おじさん 47pt スパイダーマン  45 7位 スパイダーマン 45pt ザ・マスクド・シンガー （Amazonプライム・ビデオ） 44 8位 ザ・マスクド・シンガー 44pt ウ・ヨンウ弁護士は天才肌 （Netflix） 42 9位 ウ・ヨンウ弁護士は天才肌 42pt 名探偵コナン  42 10位 名探偵コナン 42pt メイドインアビス  42 11位 メイドインアビス 42pt ジョジョの奇妙な冒険  37 12位 ジョジョの奇妙な冒険 37pt 鬼滅の刃  34 13位 鬼滅の刃 34pt オーバーロード  32 14位 オーバーロード 32pt よふかしのうた  31 15位 よふかしのうた 31pt 孤独のグルメ  26 16位 孤独のグルメ 26pt ハイキュー!!  24 17位 ハイキュー!! 24pt アキラとあきら  22 18位 アキラとあきら 22pt ウォーキング・デッド  22 19位 ウォーキング・デッド 22pt ドキュメンタル※2 （Amazonプライム・ビデオ） 22 20位 ドキュメンタル※2 22pt	34
2位	↗	4		1
3位	↗	11		25
4位	↑	24		34
5位	↘	2		-22
6位	↗	15		23
7位	↑	27		28
8位	↘	7		5
9位	↘	5		0
10位	↘	3		-10
11位	↘	10		10
12位	↑	25		19
13位	↘	9		0
14位	↘	8		-3
15位	↗	16		7
16位	↑	37		13
17位	↑	38		11
18位	↑	33		7
19位	↘	17		-1
20位	↓	6		-19
【順位変動】↑：10以上の上昇、↗：1～9の上昇、↘：1～9の下降、↓：10以上の下降、→：変動なし ※1：『ロード・オブ・ザ・リング: 力の指輪』のみAmazonオリジナル作品 ※2：『HITOSHI MATSUMOTO Presents ドキュメンタル』 出典：GEM Partnersによる定額制動画配信サービス　コンテンツ別　調査（掲載ptは小数点第1で四捨五入） 実査日： 2022年9月3日　調査対象期間：2022年8月27日～9月2日

『ワンピース』4週連続の首位、『リコリス・リコイル』前週11位から3位に浮上

1位は4週連続で『ワンピース』シリーズが獲得しました。多くのサービスでTVアニメ版が配信されているほか、Amazonプライム・ビデオでは歴代映画14作品の見放題独占配信が行われています。8月6日（土）に劇場公開された映画『ONE PIECE FILM RED』は、興収129.5億円を突破する大ヒットを記録しており、コンテンツ全体の盛り上がりがみられます。視聴者数ptは前週97ptから今週131ptに上昇。視聴者の内訳をみると男女比は約6：4と若干の男性寄り、年代別では20代で最も高い視聴者数ptを獲得しています。

続く2位は先週4位からランクを高めた『SPY×FAMILY』です。第1クール最終話が6月25日（土）に放送・配信されて以降、2カ月以上たった今でも底堅い人気を保っています。視聴者数ptは前週52ptから今週53ptとほぼ横ばい。男女比は約3：7と女性寄り、年代別では40代と50代で特に高い視聴者数ptを集めています。そして、3位に入ったのは前週11位から順位を上げた『リコリス・リコイル』です。7月2日（土）に配信が始まったA-1 Pictures制作のオリジナルTVアニメです。視聴者数ptは前週28ptから今週53ptに上昇しました。男女比は約7：3で男性寄り、年代別では20代と30代で特に高い視聴者数ptを獲得しています。

『ロード・オブ・ザ・リング』『スパイダーマン』急上昇、関連作品がAmazon独占配信開始

Amazonプライム・ビデオで独占／見放題独占配信が始まった作品を含む2コンテンツが圏外からTOP20入りを果たしました。1つ目が、前週24位から4位に急上昇した『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズです。9月2日（金）にAmazonオリジナルのドラマ『ロード・オブ・ザ・リング：力の指輪』の配信が開始となりました。『力の指輪』は配信開始初日に全世界で2500万人以上の視聴者を獲得し、プライム・ビデオ歴代作品の中でも最高値を記録する人気を誇っています。当ランキングでも1週間の調査対象期間（8月27日～9月2日）のうち、9月2日の1日分の視聴者数ptでTOP5入りを果たしました。また、同シリーズの映画作品を観たと回答する視聴者もおり、シリーズとしての人気が高まっています。男女比は約6：4と男性寄り、年代別では60代で特に高い視聴者数ptを集めています。

もう1つは、前週27位から7位に浮上した『スパイダーマン』シリーズです。全世界で大ヒットを記録した『スパイダーマン：ノー・ウェイ・ホーム』の見放題独占配信が、8月27日（土）に始まりました。男女比は約7：3と男性寄り、年代別では30代で特に高い視聴者数ptを集めています。

ドラマ版『アキラとあきら』が劇場版公開にあわせて初のTOP20入り

『アキラとあきら』が前週33位から18位に急上昇し、2021年1月の調査開始以来、初めてのTOP20入りを達成。2022年8月26日（金）より、竹内涼真と横浜流星が主演を務める映画『アキラとあきら』が劇場公開されており、関連作であるドラマ版の視聴が高まったと推察されます。男女比は約7：3と男性寄り、年代別では30代で特に高い視聴者数ptを集めています。

配信オリジナルTOP10：『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズ、『力の指輪』配信直後に首位獲得

順位	コンテンツタイトル	配信タイトル	視聴者数pt
1位	ロード・オブ・ザ・リング※1	Amazonプライム・ビデオ	52 1位 ロード・オブ・ザ・リング※1 52pt 44 2位 ザ・マスクド・シンガー 44pt 42 3位 ウ・ヨンウ弁護士は天才肌 42pt 22 4位 ドキュメンタル※2 22pt 19 5位 シー・ハルク：ザ・アトーニー 19pt 18 6位 梨泰院クラス 18pt 14 7位 ストレンジャー・シングス 14pt 13 8位 還魂 13pt 13 9位 バチェロレッテ・ジャパン 13pt 9 10位 サマリタン 9pt
2位	ザ・マスクド・シンガー	Amazonプライム・ビデオ
3位	ウ・ヨンウ弁護士は天才肌	Netflix
4位	ドキュメンタル※2	Amazonプライム・ビデオ
5位	シー・ハルク：ザ・アトーニー	ディズニープラス
6位	梨泰院クラス	Netflix
7位	ストレンジャー・シングス	Netflix
8位	還魂	Netflix
9位	バチェロレッテ・ジャパン	Amazonプライム・ビデオ
10位	サマリタン	Amazonプライム・ビデオ
※1：『ロード・オブ・ザ・リング: 力の指輪』のみAmazonオリジナル作品 ※2：『HITOSHI MATSUMOTO Presents ドキュメンタル』 出典：GEM Partnersによる定額制動画配信サービス　コンテンツ別　調査（掲載ptは小数点第1で四捨五入） 実査日： 2022年9月3日　調査対象期間：2022年8月27日～9月2日

配信オリジナルTOP10に入ったコンテンツのサービス内訳は、Amazonプライム・ビデオが最も多く5作品、続いてNetflix4作品、ディズニープラス1作品となっています。コンテンツタイプ別の内訳は、ドラマ7作品、バラエティ3作品となりました。

1位はAmazonプライム・ビデオの『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズ。Amazonオリジナルの連続ドラマ『ロード・オブ・ザ・リング: 力の指輪』の9月2日（金）配信開始に伴い、首位に躍り出ました。全体ランキングでも4位につけるなど、人気を博しています。

今週、初めてTOP10入りを果たしたのは10位の『サマリタン』。シルベスター・スタローンが主演を務めるスーパーヒーロー映画で、8月26日（金）にAmazonプライム・ビデオにて独占配信が始まりました。視聴者の内訳をみると男女比は約6：4と若干の男性寄り、年代別で40代、60代で特に高い視聴者数ptを獲得しています。

■男女別、年代別、過去ランキングなど、詳細はこちらから

■定額制動画配信サービス コンテンツ別 調査概要

【調査方法】インターネットアンケート
【調査対象】日本在住の15～69歳の男女
【回答者数】各回 約7,000人
【数値重みづけ】総務省発表の人口統計を参考に回答者を性年代別に重みづけ
【集計方法】視聴したコンテンツについては自由回答方式で聴取。これをGEM Partners開発によるエンタメコンテンツ辞書を用いて名寄せ・集計を実施。コンテンツごとの視聴したシーズン数やエピソード数等は区別せず、一部でも観たと回答した人を視聴者としてカウント。また、劇場／テレビ版や海外／国内版も同一コンテンツとしてカウント（一部例外あり）。複数回観ても1カウントとしている。
※名寄せ辞書のアップデートに伴い、過去に遡って値が修正されることがあります