エンタテイメントビジネスの新たな標準データサービス「推しエンタメブランドスコープ」提供開始
2023-10-12

エンタテイメント業界に向けたデータ×デジタルマーケティングサービスを提供するGEM Partners株式会社は、今、推されているエンタメブランドとそのファンを理解し、次のヒットを見いだすことができるデータ分析ツール「推しエンタメブランドスコープ」の提供を開始しました。
- ヒットを<エンタメブランド>としてとらえ、エンタテイメント産業の課題を解決
- マーケティング効率の高い<推しファン>に注目
- エンタメブランドの価値を測る新たな標準<GEM指数>
- 多様な切り口で<エンタメブランド>と<推しファン>を深掘り分析する機能を搭載
- 「推しエンタメブランドスコープ」の主な想定ユーザとユースケース
ヒットを<エンタメブランド>としてとらえ、エンタテイメント産業の課題を解決
そのコンテンツはどのぐらいヒットしているのか? エンタテイメントの価値は、映画でいえば興行収入、アニメならば視聴率、マンガでは発行部数、ゲームでは販売本数などのメディアごとに計測されています。一方、消費者は一つのエンタテイメントの世界観・キャラクター・コンセプトのファンとなり、その映画もアニメもマンガもゲームも、あるいはSNSをも横断して、そして同時に触れています。つまり、エンタテイメントマーケティング活動のためには、メディアごとにコンテンツを把握するのではなく、メディア・サービスを横断した全体像を捉える必要があります。興行収入や視聴率といったメディア別の計測指標では、こうした全体像や個々の関係性も分からないという課題がありました。
そこでGEM Partnersは、この世界観・キャラクターからなる概念を<エンタメブランド>と定義し、メディアを横断し、ファンの全体像とメディア別の関係性などをとらえる指標を提供し、分析できるツール「推しエンタメブランドスコープ」を開発しました。
マーケティング効率の高い<推しファン>に注目
データソースとなる調査では、毎月15~69歳の男女1万人に対して、どのようなエンタテイメントに「はまっているのか」を聴取するアンケートを実施しています。最大の特徴は、あらかじめ指定された選択肢からはまっているコンテンツを選ぶ形ではなく、自由記述形式であること。従って集計によって得られるのは、能動的に”自己申告”するような、消費行動において市場をけん引する力が強い<推しファン>が作り出す価値となります。<推しファン(自己申告ファン)>に対するマーケティング効率は、ファン全体に対する効率の約3~5倍に高まることが期待できます(※1)。※1:2023年6月 GEM Partners調べ。ファン全体に占める「コアファン」の人数割合に対する「GEM指数」 「支出金額」「接触日数」の倍率の大きさで定義。
また、回答者の頭に浮かんだものすべてが対象になるので、『鬼滅の刃』『ONE PIECE』といった作品名、『Snow Man』『乃木坂46』といったグループ名、『YouTube』『Netflix』といったサービス名、そして『韓国ドラマ』『プロ野球』といったメディアやジャンルがランキング内に並ぶのも特徴の一つ。つまり、異なるメディアやジャンルを横並びにして、ブランドの持つ価値の比較が可能です。
エンタメブランドの価値を測る新たな標準<GEM指数>
「推しエンタメブランドスコープ」では、エンタメブランドの価値を測る指標として、<推しファン人数><支出金額><接触日数>の3つの指標に加えて、これらを総合した<GEM指数>という新しい指標を採用。<GEM指数>は、市場におけるファンの広がり(人数)と深さ(支出金額と接触日数で測られる関与度)からエンタメブランドの価値を算出します。
■「推しエンタメブランドスコープ」が導入した3つのポイント
多様な切り口で<エンタメブランド>と<推しファン>を深掘り分析する機能を搭載
「推しエンタメブランドスコープ」には、用途別に以下の4つの機能を搭載。エンタメブランドやその推しファンを多角的に深掘りし、マーケティング施策の検討、モニタリングに活用できます。

■4つの機能詳細
①市場のトレンドを知る
GEM指数、推しファン人数などのランキングや急上昇ブランドを把握し、市場の傾向の推移を知る。
②エンタテイメントブランドを深掘りする
エンタメブランドの推しファン属性やイメージ、その変化を把握し、他ブランドと比較することで理解を深める。
③ヒットを発見する
エンタメブランドを様々な軸でマッピングし、ホワイトスペースや次のヒット候補を見つける。
④ターゲット層の中で人気のエンタメブランドを探す
対象セグメントの中で価値ある(GEM指数が高い等)エンタメブランドを見つける。
「推しエンタメブランドスコープ」の主な想定ユーザとユースケース
エンタテイメントに関わる人すべて
市場を俯瞰して、いま推されているもの、ヒットしているもの、トレンドの理解に。
宣伝・マーケッター
マーケティング戦略を立案し、実行効果をモニタリング・レポートするために。
企画プロデューサー
今後の企画のネタ、ヒットするエンタメブランドを見いだすために。
商品化ビジネス・ タイアッププロデューサー
商品がタイアップすべきエンタメブランドを探すために。
本商品の詳細/お問い合わせ
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