ニュースリリース

[注目の調査結果] 動画配信サービス比較レポートから「Amazonビデオ」の調査結果

2016/03/09

動画配信サービスの「戦略」と「実績」を様々な指標で比較分析

弊社では、『VODラインナップレポート』や『映像ホームエンターテイメント ユーザー分析レポート』『動画配信市場5年間予測レポート』と、動画配信サービスについて複数のレポートを発行してきました。今回発行する『動画配信サービス比較レポート』では、これらのレポートの調査結果を動画配信サービスごとに1枚のシートに整理し、サービス同士を様々な指標で比較できるようにしました。1枚のシートにまとめることで、それぞれの動画配信サービスが、どのような戦略をとっており、どのような実績を残しているのかについて確認しやすくなっています。

その『動画配信サービス比較レポート』から、2015年9月にSVODを開始し注目を集めている「Amazonビデオ」の調査結果をご紹介します。
 

* このレポートは、2015年10月にGEM Partnersで実施した独自のインターネットアンケート(回答者数:14,857人)、各社がWebサイト上で公開している情報、および公的統計を元に作成しています。

 



1. タイトル数の推移 「テレビアニメと海外ドラマのタイトル数を増やしている」

Amazonは2015年9月にSVODを開始したが、TVODでも2015年4月から10月にかけてタイトル数を大幅に増やしている。SVODではテレビアニメと海外ドラマのタイトル数が多く、TVODも2015年10月にかけてこの2つのコンテンツタイプでタイトル数を増やしている。
 


2. ラインナップ 「洋画は新作・大作に強いラインナップ」

SVODについて、洋画は、2010年以降に公開した映画の割合がSVOD平均よりも大きく、平均最終興収も高く、新作・大作に強いラインナップとなっている。一方で、邦画はSVOD平均よりも古い作品が多く、平均最終興収もSVOD平均を下回っている。TVOD/ESTはそれぞれの平均値に近い構成。
 


3. 浸透度/利用者属性 「SVODは既に高い利用率を達成」

SVODでは、海外ドラマ/日本ドラマ/テレビアニメともSVOD平均よりも最近制作された作品の割合が大きい。タイトル数の多いTVODでは、TVOD平均よりも古い作品の割合が大きい。

(1)事業規模と浸透度
SVODサービス開始直後の調査時点(2015年10月)においても、SVODは既に高い利用率を達成している。利用意向も高く、今後の成長が期待できる。一方で、TVOD/ESTの利用率はそれほど高いわけではない。
 

 
(2)利用者属性:性年代の構成
SVOD/TVOD/ESTとも平均に比べて男性の割合が大きく、特にSVODでその傾向が顕著である。年代別ではSVODは40代の割合がSVOD平均に比べて大きい。また、TVODは30代の割合がTVOD平均に比べて非常に大きくなっている。
 


(3)利用者属性:コンテンツに対する考え方
Amazonビデオ利用者に特徴的な項目(図右側)として、「本は電子書籍で読みたい」があがっており、電子書籍サービスとの相性が良い。「2020年までにTVを買い換えたい」の割合も高く、今後Amazonビデオ利用者では、平均よりも早いペースでTVの買い替えが起きる可能性がある。
 


4. 鑑賞デバイス 「タブレット型端末の利用率が平均より高い」

SVOD/TVOD/ESTともタブレット型端末の利用率が平均より高い。SVOD/TVODはノートPC/デスクトップPCの利用率が平均より高い。

5. 鑑賞コンテンツ 「SVODの海外ドラマ/日本ドラマの鑑賞率は平均を下回る」

洋画/邦画ともにSVOD/TVOD/EST平均と同程度の鑑賞率である。SVODの洋画はラインナップに新作・大作が多いが、SVODの洋画の鑑賞率は平均と変わらない。SVODの海外ドラマ/日本ドラマは、比較的制作年の新しい作品が多いにもかかわらず、鑑賞率はSVOD平均を大きく下回っている。

2015年10月にかけてタイトル数を増強したTVOのアニメは、鑑賞率でも洋画に次いで高く、TVOD平均を大きく上回っている。

 



 

Amazonビデオに関するレポートを無料でダウンロードいただけます

動画配信サービス比較レポート|「Amazonプライム・ビデオ」「Amazonビデオ」(PDF)
レポートサンプルとしてぜひご覧ください。

動画配信サービス比較レポート|「Amazonプライム・ビデオ/Amazonビデオ」(PDF)

引用元のレポート

 


この調査結果に関連するレポート