佳作ヒットの“実りの秋” - 性年代別の意欲度に注目
公開日: 2017/09/30
![]() |
|
(C)2017「ナミヤ雑貨店の奇蹟」製作委員会 |
<シネマの週末・データで読解:週末興行成績(23、24日)>
|
1. (ー) |
ナミヤ雑貨店の奇蹟 |
(1週目) |
|
2. (ー) |
あさひなぐ |
(1週目) |
|
3. (2) |
ダンケルク |
(3週目) |
|
4. (3) |
三度目の殺人 |
(3週目) |
|
5. (1) |
エイリアン:コヴェナント |
(2週目) |
|
6. (4) |
関ヶ原 |
(5週目) |
|
7. (5) |
怪盗グルーのミニオン大脱走 |
(10週目) |
|
8. (ー) |
ユリゴコロ |
(1週目) |
|
9. (6) |
奥田民生になりたいボーイと出会う男すべて狂わせるガール |
(2週目) |
|
10.(ー) |
スクランブル |
(1週目) |
※()の数字は前週順位。興行通信社調べ
佳作ヒット“実りの秋”
先週末に公開された映画の中から「ナミヤ雑貨店の奇蹟」と「あさひなぐ」がワンツーフィニッシュ。
「ナミヤ雑貨店の奇蹟」は東野圭吾によるベストセラー小説をHey! Say! JUMPの山田涼介、西田敏行ほか人気俳優で映画化したもの。原作ファンの多さや、キャストの人気・知名度も手伝って、女性層の鑑賞意欲度が高めである。中でも10代と60代の意欲度が高いサンドイッチ状態。異なる鑑賞者層をうまく取り込んだヒットといえる。
![]() |
一方の「あさひなぐ」は男女10代の鑑賞意欲度が高めだった。10代は映画館では友人など複数人で映画を見ると答える割合が高い。話題の作品についてはみんなで見る、という行動特性から、数字が跳ね上がりやすい。ロングランヒットが記憶に新しい「君の名は。」も10代の男女に圧倒的に支持されていた。
![]() |
秋は、夏休み・年末年始の長期休暇シーズンのように最終興行収入が50億円を超えるようなメガヒット作よりも、中規模の作品が多く公開される。今後のラインナップでは、「僕のワンダフル・ライフ」が29日公開。「ナミヤ雑貨店の奇蹟」同様、幅広い女性層で鑑賞意欲が高まっている。
30日には、佐藤健主演のアクション映画「亜人」が公開されるが、「あさひなぐ」同様に10代の男女の鑑賞意欲が高い。
![]() |
![]() |
佳作ヒットの“実りの秋”が続きそうだ。
(GEM Partners代表、梅津文)=毎月最終金曜日掲載
![]() |
|
(C)2017映画「亜人」製作委員会 (C)桜井画門/講談社 |
◆掲載元◆
毎日新聞:シネマの週末・データで読解 「「佳作ヒット“実りの秋”」 (毎日新聞2017年9月29日 東京夕刊)
新着記事
-
創造の民主化は、日本のチャンス/カンヌのAI議論の意味合い
(2026/07/02) -
人間性をどう保ち、どう許諾するか/AIをめぐる約束事
(2026/07/02) -
クリエイターと技術者は、どう組むか/AIをめぐる協業のかたち
(2026/07/02) -
ヒットは「熱量と数字」で作る 集英社ゲームズ・アソビズムの方法論 〈GAME FUTURE SUMMIT 2026〉
(2026/07/02) -
AIは「フォース」であり「新しいフィルム」/NVIDIA・Flawlessらが語る支援AIの実装
(2026/06/26)
新着ランキング
-
劇場公開映画 週末動員ランキングTOP10【最新週】
(2026/07/06) -
劇場公開映画 認知率 週間TOP10【最新週】
(2026/07/06) -
映像 リーチpt 週間TOP10【最新週】
(2026/07/02) -
音楽アーティスト リーチpt 週間TOP10【最新週】
(2026/07/02) -
マンガ リーチpt 週間TOP10【最新週】
(2026/07/02)
アクセスランキング
(過去30日間)
-
劇場公開映画 週末動員ランキングTOP10【最新週】
(2026/07/06) -
音楽アーティスト リーチpt 週間TOP10【最新週】
(2026/07/02) -
『黒牢城』がバズ度で圧倒、カンヌ映画祭出品ニュースバズと鑑賞意欲への効果
(2026/06/04) - ランキング ジャンル別一覧
-
定額制動画配信サービス 週間リーチptランキングTOP20【最新週】
(2026/07/02) -
日本アニメの持つ可能性、『鬼滅の刃』大成功に見るCrunchyroll×ソニー・ピクチャーズの統合戦略と東映アニメーションらの挑戦
(2026/06/10) -
2025年の定額制動画配信市場規模は成長が再加速し6,000億円超え、Netflixがシェアをさらに伸ばし7年連続首位
(2026/02/25) -
「映画館離れ」と「映画離れ」の今
(2024/10/04) -
日本IPのハリウッド映画化/フィロソフィア藤村氏とソニー・ピクチャーズが語る日本映画・IPの成功とその要因
(2026/06/10) -
世界最大級のアニメイベント「Anime Expo 2025」、ロサンゼルスで開催—過去最多41万人が熱狂した4日間
(2025/07/19)





