「定額制動画配信サービス ブランド・ロイヤリティ調査」アップデートのお知らせ
2021-06-25
この度、「定額制動画配信サービス ブランド・ロイヤリティ調査」に、サービス別「YouTube月間再生回数TOP5」を追加しました。これは、各定額制動画配信サービスが運営するYouTube公式チャンネルに投稿されたすべての動画の再生回数を毎月調査し、月間の合計再生回数が多い動画TOP5をサービス別にまとめたデータになります。
「定額制動画配信サービス ブランド・ロイヤリティ調査」とは?
全18の定額制動画配信サービス(SVOD)を対象とした毎月発行のトラッキングレポートです。サービス毎に競合他社との位置づけを比較しながら、「どの程度浸透し、会員を獲得できているのか」「前月と比べてメディア露出はどう変化したのか」「新規利用意向につながるブランドイメージは何か」「利用者は今後使い続けてくれるのか」「なぜ解約したのか」といった問いに答えるデータを掲載しています。
SVOD事業者様であれば、自社・他社のポジショニング分析やプロモーションの効果測定、利用者意向やブランドイメージを用いた宣伝施策の立案などで利用可能。その他の事業者様においても動画配信市場の分析や、基礎資料・提案資料の素材としても有効活用いただけるレポートです。
【調査対象は18サービス】
- ABEMAプレミアム
- Amazonプライム・ビデオ
- Apple TV+
- DAZN
- dTV
- dアニメストア
- FOD(FODプレミアム)
- Hulu
- J:COMオンデマンド
- Netflix
- Paravi
- Rakuten TV
- TELASA
- TSUTAYA TV
- U-NEXT
- アニメ放題
- ディズニープラス
- ひかりTVビデオサービス
(アルファベット順、五十音順)
サービス別「YouTube月間再生回数TOP5」でデジタル戦略を分析
本レポートではこれまで、メディア露出として、「TV露出(CM、番組内)」「デジタル露出(Twitterツイート数、ウェブニュース数、ブログ件数)」を調査してきましたが、新たな指標として、各サービスが運営するYouTube公式チャンネルの月間再生回数TOP5を追加しました。今回、最新号となる2021年6月号(5月末実査)から、推計会員数上位2サービスである、Amazonプライム・ビデオとNetflixの5月のデータをご紹介いたします。
定額制動画配信サービス公式YouTubeチャンネル別
2021年5月の月間再生回数ランキングTOP5
Amazonプライム・ビデオ | |||
順位 | 月間再生回数 | 動画タイトル※クリックすると動画ページに遷移します | 動画公開日 |
---|---|---|---|
1 | 6,570,071 | Amazon Prime Video 妹登場!篇 ※6月25日時点で非公開 |
2021-04-12 |
2 | 3,349,305 | 話題の映画が続々 Amazon Prime Video ※6月25日時点で非公開 |
2021-05-17 |
3 | 2,430,287 | 話題の映画が続々 Amazon Prime Video ※6月25日時点で非公開 |
2021-04-20 |
4 | 2,348,622 | Amazon Prime Video 語る妹篇 ※6月25日時点で非公開 |
2021-04-12 |
5 | 70,125 | 企画・出演・監修すべて水原希子!Amazon Original『キコキカク』4月30日独占配信スタート!/フルトレーラー | 2021-04-16 |
※2位、3位は、同じ動画タイトルですが、公開日が異なる別の動画です。また、現在同名タイトルの動画が公開されていますが、こちらも公開日が異なる別の動画となります |
Netflix | |||
順位 | 月間再生回数 | 動画タイトル※クリックすると動画ページに遷移します | 動画公開日 |
---|---|---|---|
1 | 376,189 | 『エデン』30秒CM - Netflix | 2021-05-20 |
2 | 305,185 | 『バイオハザード: インフィニット ダークネス』予告編 - Netflix | 2021-05-18 |
3 | 232,756 | 『全裸監督 シーズン2』予告編1 - Netflix | 2021-04-22 |
4 | 180,499 | 『全裸監督 シーズン2』 予告編2 - Netflix | 2021-05-24 |
5 | 165,529 | ミサト「大人のキスよ」 | 新世紀エヴァンゲリオン 劇場版 Air/まごころを、君に | Netflix Japan | 2021-05-06 |
Amazonプライム・ビデオのランキングは特徴的で、1位から4位までがサービス訴求動画となりました。再生回数から鑑みるに広告配信された可能性が高く、5月はサービス自体のプロモーションに注力していたことが分かります。一方、Netflixはオリジナル作品関連動画が上位にランクインしました。5月はオリジナル作品の訴求に力を入れているとともに、その作品が注目を浴びていることが分かります(参考記事:「Netflixがオリジナル作品充実度No.1をキープ、ディズニープラスが大躍進、Amazonと2位争い」)。
このように本レポートを用いることで、調査対象18サービスにおけるYouTubeの活用戦略について具体動画を特定しつつ分析することが可能です。
今回の「YouTube月間再生回数TOP5」の追加により、各サービスのデジタル戦略をより深く分析できるようになりました。さらに、来月(7月)号より、YouTube月間動画再生数のサービス別“総数”の追加も予定しています。すでに掲載している「TV露出(CM、番組内)」「デジタル露出(Twitterツイート数、ウェブニュース数、ブログ件数)」といったメディア露出や、「ブランド浸透度(認知・利用状況等)」と、YouTubeの再生回数データを組み合わせることで、宣伝投下量の把握やプロモーションの効果測定、各サービスの宣伝施策などの深掘り分析が可能となります。マーケターにとっての使い勝手がより向上した「定額制動画配信サービス ブランド・ロイヤリティ調査」をぜひご利用ください。
「定額制動画配信サービス ブランド・ロイヤリティ調査」の詳細、お問い合わせはこちら
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