『劇場版「鬼滅の刃」』 人々を勇気づける”感動”と”ヒット”の好循環が加速する
公開日: 2020/10/30
『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』公開中
© 吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable
<シネマの週末・データで読解:週末興行成績(24、25日)>
| 1. (1) | 劇場版「鬼滅の刃」無限列車編 | 2週目 |
| 2. (NEW) | きみの瞳が問いかけている | 1週目 |
| 3. (2) | 夜明けを信じて。 | 2週目 |
| 4. (3) | TENET テネット | 6週目 |
| 5. (4) | 浅田家! | 4週目 |
| 6. (5) | 劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン | 6週目 |
| 7. (6) | スパイの妻<劇場版> | 2週目 |
| 8. (7) | 映画クレヨンしんちゃん 激突!ラクガキングダムとほぼ四人の勇者 | 7週目 |
| 9. (NEW) | 空に住む | 1週目 |
| 10. (NEW) | 朝が来る | 1週目 |
※()の数字は前週順位。興行通信社調べ
『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』は、公開週に引き続き30億円を超える興行収入を上げて、歴代最速の10日間で100億円を突破、累計107億円に達した。浸透度調査をみると、15~69歳の映画参加者人口の中で、鑑賞率は男性10~40代、女性10~30代で高め。作品のファン層であるファミリーと若者の間で、来場者が多いことがうかがえる。(参照「① すでに観た+意欲度 性年代別」「② すでに観た+意欲度 親子層別」)
特筆すべき点として、公開2週目の週末興収が前週比で9%しか落ちていないこと。認知率も公開週の68.5%から76.1%に上昇している。また、すでに映画館で見たと答える割合と鑑賞意欲率の合計も前週比5ポイント上昇して20.1%となっている。意欲層もシニアにまで広がった。(参照「③ すでに観た+意欲率の推移」「④ すでに観た+意欲率の推移 過去作品比較」「⑤ 意欲率の推移 性年代別」)
ヒット自体がニュースとしてメディアで取り上げられ、さらにヒットにつながる。コロナウイルス禍の前例のない映画市場環境の中での記録的なヒットは、より大きなニュースであった。また、先の見えにくい状況で、作品のメッセージ性もさることながら、ヒットしたこと自体も久々の明るいニュースであり、人々に一層感動をもたらしたのではないか。感動がヒットを呼び、そのことがまた大きなヒットと感動を呼んでいる。
(GEM Partners代表、梅津文)=毎月最終金曜日掲載
◆掲載元◆
毎日新聞:シネマの週末・データで読解 『呼び合う感動とヒット』(毎日新聞2020年10月30日 東京夕刊)
そのほか、同時期公開作品の浸透度を俯瞰して把握できる「CATS 市場概況レポート+(プラス)」もおすすめです。認知、興味、意欲といった浸透度をはじめ、公開初週土日の興行収入シミュレーションやテレビ露出量、劇場予告編到達率、さらにはデジタルにおける最新露出状況を、同時期公開作品間で比較いただけます。
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