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”どうしても見たい”熱気高まる『花束みたいな恋をした』、力強い興行展開に期待
公開日: 2021/02/26

2021年2月26日付毎日新聞夕刊映画欄において掲載された「シネマの週末・データで読解 『「どうしても見たい」熱気』の転載に、補足を加えています。
『花束みたいな恋をした』

『花束みたいな恋をした』公開中

<シネマの週末・データで読解:週末興行成績(20、21日)>

1.(1) 花束みたいな恋をした 4週目
2.(NEW) ライアー×ライアー 1週目
3.(3) 劇場版「鬼滅の刃」無限列車編 19週目
4.(2) 名探偵コナン 緋色の不在証明 2週目
5.(4) ファーストラヴ 2週目
6.(5) 樹海村 3週目
7.(6) すばらしき世界 2週目
8.(NEW) スーパー戦隊MOVIEレンジャー2021 1週目
9.(8) 映画 えんとつ町のプペル 9週目
10.(7) 銀魂 THE FINAL 7週目

※()の数字は前週順位。興行通信社調べ

菅田将暉、有村架純が主演する『花束みたいな恋をした』が4週連続で1位となった。公開以降、前週比で興行収入が増えるかほとんど落ちない、異例の興行展開となっている。先週末時点ですでに興収17億円を記録、最終興収30億円も視野に入る。

マーケティングデータを見ると、鑑賞意欲度は女性10、20代を中心に、男性10代も高め。特筆すべきは、意欲を持っている人の中で「これが一番見たい一本」というファーストチョイスの値の強さである。

たくさんの楽しみがある中で、劇場公開映画は時間を合わせ、わざわざ出かけて、お金を払って見るもの。お気に入りの俳優が出ている、原作が好き、メディアで話題になっているものを目撃したい、皆で楽しめるイベント性……。どんな理由であれ「いま、自分が見るべき一本」と納得している意欲度の高さが重要だ。ましてや緊急事態宣言が発令されており、午後8時以降は営業をしていない映画館も多い現状では、なおさらだ。

本作は公開後、意欲層のなかのファーストチョイス率が力強く上昇し、「どうしても見たい一本」という熱の高まりが見られる。緊急事態宣言の解除が議論され、春休みの時期にもなり、さらに力強い興行展開が期待される。

(GEM Partners代表、梅津文)=毎月最終金曜日掲載

◆掲載元◆
毎日新聞:シネマの週末・データで読解 『「どうしても見たい」熱気』(毎日新聞2021年2月26日 東京夕刊)

今回の調査結果について
今回の調査結果は、弊社が販売している「CATS 作品別詳細オンライン」をもとにしています。本レポートは、今後劇場公開予定の作品について、宣伝状況を把握し、目標目安値に対して現在どのような状況であるかを週次で詳細に把握できるオンラインレポートです。マーケティング指標を「事前に設定した目標目安値」「過去類似作品」「同時期公開作品」と比較することで、宣伝等の目標達成状況をより明確に分析可能です。

そのほか、同時期公開作品の浸透度を俯瞰して把握できる「CATS 市場概況レポート+(プラス)」もおすすめです。認知、興味、意欲といった浸透度をはじめ、公開初週土日の興行収入シミュレーションやテレビ露出量、劇場予告編到達率、さらにはデジタルにおける最新露出状況を、同時期公開作品間で比較いただけます。

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