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『シー・ハルク』『ピノキオ』ディズニープラスのオリジナル作品が急上昇、『ワンピース』配信でも人気維持でV6~配信コンテンツ視聴者数ランキングTOP20(9月第3週)
公開日: 2022/09/22

複数の定額制動画配信サービスを横断して集計した2022年9月第3週の「配信サービス視聴者数ランキング(調査対象期間:9月10日~9月16日、調査対象:日本在住15~69歳男女)」を発表します。
※視聴者数pt:記載の実査日において過去1週間以内にそのコンテンツを見た人の多さを示す

9月第3週のTOPICS

全体TOP20
  1. 『ワンピース』『ロード・オブ・ザ・リング』『キングダム』、TOP3は人気を維持
  2. 『シー・ハルク』『ピノキオ』、ディズニープラスのオリジナル作品が急上昇
配信オリジナルTOP10
  1. ディズニープラス『ピノキオ』『ビッグマウス』が初のランクイン
配信コンテンツ視聴者数ランキング
全体TOP20
2022年9月第3週(対象期間:9月10日~9月16日)
 
順位 変動 前回 作品別 視聴者数pt(橙字:定額制動画配信サービス オリジナル作品) pt前週差
1位 1
ワンピース  115 1位 ワンピース 115pt
ロード・オブ・ザ・リング※1 (Amazonプライム・ビデオ) 92 2位 ロード・オブ・ザ・リング※1 92pt
キングダム  59 3位 キングダム 59pt
SPY×FAMILY  46 4位 SPY×FAMILY 46pt
リコリス・リコイル  46 5位 リコリス・リコイル 46pt
メイドインアビス  45 6位 メイドインアビス 45pt
名探偵コナン  45 7位 名探偵コナン 45pt
オーバーロード  37 8位 オーバーロード 37pt
鬼滅の刃  35 9位 鬼滅の刃 35pt
スパイダーマン  33 10位 スパイダーマン 33pt
シー・ハルク:ザ・アトーニー (ディズニープラス) 31 11位 シー・ハルク:ザ・アトーニー 31pt
よふかしのうた  29 12位 よふかしのうた 29pt
ドキュメンタル※2 (Amazonプライム・ビデオ) 26 13位 ドキュメンタル※2 26pt
異世界おじさん  25 14位 異世界おじさん 25pt
ジョジョの奇妙な冒険  25 15位 ジョジョの奇妙な冒険 25pt
ようこそ実力至上主義の教室へ  24 16位 ようこそ実力至上主義の教室へ 24pt
ピノキオ (ディズニープラス) 23 17位 ピノキオ 23pt
僕のヒーローアカデミア  21 18位 僕のヒーローアカデミア 21pt
アオアシ  20 19位 アオアシ 20pt
ウ・ヨンウ弁護士は天才肌 (Netflix) 20 20位 ウ・ヨンウ弁護士は天才肌 20pt
13
2位 2 18
3位 3 -8
4位 5 -3
5位 7 4
6位 6 2
7位 4 -16
8位 11 4
9位 12 5
10位 9 -1
11位 41 18
12位 14 4
13位 10 -7
14位 8 -12
15位 16 1
16位 26 6
17位 102 17
18位 29 4
19位 15 -4
20位 13 -7
【順位変動】↑:10以上の上昇、↗:1~9の上昇、↘:1~9の下降、↓:10以上の下降、→:変動なし
※1:『ロード・オブ・ザ・リング: 力の指輪』のみAmazonオリジナル作品
※2:『HITOSHI MATSUMOTO Presents ドキュメンタル』
出典:GEM Partnersによる定額制動画配信サービス コンテンツ別 調査(掲載ptは小数点第1で四捨五入)
実査日: 2022年9月17日 調査対象期間:2022年9月10日~9月16日
本ランキングは18の定額制動画配信サービス(ABEMAプレミアム、Amazonプライム・ビデオ、Apple TV+、dTV、dアニメストア、FOD、Hulu、J:COMオンデマンド、Netflix、Paravi、Rakuten TV、SPOOX、TELASA、U-NEXT、アニメ放題、ディズニープラス、バンダイチャンネル、ひかりTVビデオサービス)の視聴者数ptを横断して集計しています。

『ワンピース』『ロード・オブ・ザ・リング』『キングダム』、TOP3は人気を維持

1位は6週連続で『ワンピース』シリーズが獲得しました。多くのサービスでTVアニメ版が配信されているほか、Amazonプライム・ビデオでは歴代映画14作品の見放題独占配信が行われています。8月6日(土)に劇場公開された映画『ONE PIECE FILM RED』は、興収150億円を突破する大ヒットを記録しており、コンテンツ全体の盛り上がりがみられます。視聴者数ptは前週102ptから今週115ptに上昇。視聴者の内訳をみると男女比は約5:5と偏りなく、年代別では20代で最も高い視聴者数ptを獲得しています。

続く2位は2週連続となる『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズです。9月2日(金)にAmazonオリジナルのドラマ『ロード・オブ・ザ・リング:力の指輪』の配信が始まりました。同シリーズの視聴者数ptは、新作ドラマがけん引しているものの、映画作品を観たと回答する視聴者もおり、シリーズとしての人気が高まっています。視聴者数ptは前週73ptから今週92ptに上昇。男女比は約6:4と若干の男性寄り、年代別では60代と30代で特に高い視聴者数ptを集めています。

そして、3位も2週連続で『キングダム』シリーズがランクイン。7月10日(日)にTVアニメ版第4シリーズ第2クールの配信が始まりました。同シリーズの視聴者数ptは、実写映画版も獲得していますが、TVアニメ版がけん引しています。シリーズ全体の視聴者数ptは前週67ptから今週59ptに減少しました。男女比は約7:3で男性寄り、年代別では30代と40代で特に高い視聴者数ptを獲得しています。

『シー・ハルク』『ピノキオ』、ディズニープラスのオリジナル作品が急上昇

今週、ディズニープラスのオリジナル作品が2つ、初のTOP20入りを果たしました。まず1つ目が前週41位から11位に上昇した『シー・ハルク:ザ・アトーニー』です。MCUドラマシリーズの第7弾として、8月18日(木)に配信を開始しました。男女比は約7:3と男性寄り、年代別では50代と20代で特に高い視聴者数ptを集めています。2つ目は、前週102位から17位に上昇した『ピノキオ』です。1940年にディズニーアニメーションとして米公開された往年の人気作を実写リメイクした本作は、9月8日(木)に配信を開始しました。男女比は約2:8とかなり女性寄り、年代別では50代と20代で特に高い視聴者数ptを集めています。

そのほか、前週26位から16位にランクアップしたアニメ『ようこそ実力至上主義の教室へ』も今週、初のTOP20入りを果たしました。

配信オリジナルTOP10:ディズニープラス『ピノキオ』『ビッグマウス』が初のランクイン

配信コンテンツ視聴者数ランキング
配信オリジナル作品 TOP10
(2022年9月第3週 対象期間:9月10日~9月16日)
 
順位 コンテンツタイトル 配信タイトル 視聴者数pt
1位 ロード・オブ・ザ・リング※1 Amazonプライム・ビデオ
92 1位 ロード・オブ・ザ・リング※1 92pt
31 2位 シー・ハルク:ザ・アトーニー 31pt
26 3位 ドキュメンタル※2 26pt
23 4位 ピノキオ 23pt
20 5位 ウ・ヨンウ弁護士は天才肌 20pt
19 6位 シスターズ 19pt
16 7位 ビッグマウス 16pt
10 8位 イカゲーム 10pt
9 9位 ザ・マスクド・シンガー 9pt
8 10位 バチェロレッテ・ジャパン 8pt
2位 シー・ハルク:ザ・アトーニー ディズニープラス
3位 ドキュメンタル※2 Amazonプライム・ビデオ
4位 ピノキオ ディズニープラス
5位 ウ・ヨンウ弁護士は天才肌 Netflix
6位 シスターズ Netflix
7位 ビッグマウス Amazonプライム・ビデオ
8位 イカゲーム Netflix
9位 ザ・マスクド・シンガー Amazonプライム・ビデオ
10位 バチェロレッテ・ジャパン Amazonプライム・ビデオ
※1:『ロード・オブ・ザ・リング: 力の指輪』のみAmazonオリジナル作品
※2:『HITOSHI MATSUMOTO Presents ドキュメンタル』
出典:GEM Partnersによる定額制動画配信サービス コンテンツ別 調査(掲載ptは小数点第1で四捨五入)
実査日: 2022年9月17日 調査対象期間:2022年9月10日~9月16日

配信オリジナルTOP10に入ったコンテンツのサービス内訳は、Amazonプライム・ビデオ4作品、Netflix3作品、ディズニープラス3作品となっています。サービス内訳ではこれまで、Netflix作品が最も多い傾向が続いていましたが、今週はAmazonプライム・ビデオ作品が最も多くランクインする結果となりました。コンテンツタイプ別の内訳は、ドラマ6作品、バラエティ3作品、実写映画1作品となりました。

1位を獲得したのはAmazonプライム・ビデオの『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズです。全体ランキングでは2位に入るなど、高い人気を博しています。そのほかの動きとして、ディズニープラスの2作品、『ピノキオ』(4位)と『ビッグマウス』(7位)が初めてTOP10入りを果たしました。7位を獲得した『ビッグマウス』は7月29日(金)から配信されている韓国ドラマです。男女比は約2:8とかなり女性寄り、年代別では30代で特に高い視聴者数ptを集めています。

■男女別、年代別、過去ランキングなど、詳細はこちらから


■定額制動画配信サービス コンテンツ別 調査概要

【調査方法】インターネットアンケート
【調査対象】日本在住の15~69歳の男女
【回答者数】各回 約7,000人
【数値重みづけ】総務省発表の人口統計を参考に回答者を性年代別に重みづけ
【集計方法】視聴したコンテンツについては自由回答方式で聴取。これをGEM Partners開発によるエンタメコンテンツ辞書を用いて名寄せ・集計を実施。コンテンツごとの視聴したシーズン数やエピソード数等は区別せず、一部でも観たと回答した人を視聴者としてカウント。また、劇場/テレビ版や海外/国内版も同一コンテンツとしてカウント(一部例外あり)。複数回観ても1カウントとしている。
※名寄せ辞書のアップデートに伴い、過去に遡って値が修正されることがあります