「VODラインナップ分析ツール」機能アップデートのお知らせ
2021-11-12
合計再生時間の集計が可能に
この度、「VODラインナップ分析ツール」の新機能として、集計軸「再生時間区分」、集計方法「合計再生時間(分)」を新たに追加いたしました。これにより、従来ではできなかったコンテンツの再生時間を用いた比較・分析が可能になりました。
「VODラインナップ分析ツール」とは?
「VODラインナップ分析ツール」は、国内の主要なVOD(動画配信)サービス事業者のラインナップ(作品配信状況)分析を可能にしたオンラインツールです。各サービスの月次配信作品数を軸に、フィルターを用いてジャンル別、配給会社別、製作地域別、製作年別などで集計し、件数/シェアでの表示ができます。
集計対象サービスは16社34サービス(11月11日時点)と広範囲に調査。サービス間の配信数や配信ジャンルの比較などを通じて、VOD事業者様であれば作品獲得戦略の検討や宣伝活動に、コンテンツホルダー様であれば自社作品のシェア確認や営業戦略の立案にご利用いただけます。
【調査対象サービス 16社34サービス】
- Abema(SVOD/TVOD)
- Amazonビデオ(SVOD/TVOD/EST)
- dTV(SVOD/TVOD)
- Dアニメ(SVOD/TVOD)
- FOD(SVOD/TVOD)
- Google Play(TVOD/EST)
- Hulu(SVOD/TVOD)
- iTunes Store(TVOD/EST)
- J:COM(SVOD/TVOD/EST)
- Netflix(SVOD)
- Paravi(SVOD/TVOD)
- TELASA(SVOD/TVOD)
- TSUTAYA TV(SVOD/TVOD/EST)
- U-NEXT(SVOD/TVOD)
- ディズニープラス(SVOD)
- ひかりTV(SVOD/TVOD/EST)
※アルファベット・50音順
新機能①:再生時間別にコンテンツ数を把握
新機能②:サービス/コンテンツタイプ別に合計再生時間を集計
「VODラインナップ分析ツール」ではこれまで、ジャンルや製作地域、製作国、製作年、配給会社、レンタル開始時期など、多様な切り口で分析いただける集計軸をご提供してきましたが、今回新たな集計軸として各コンテンツの長さ=再生時間をもとにした「再生時間区分」を追加いたしました。これにより、各動画配信サービスの配信コンテンツ数を21分以上-30分以下、31分以上-60分以下などといった区分で比較できるようになりました(サンプル①参照)。
さらに、集計方法として「合計再生時間(分)」も新たに追加。コンテンツタイプ(「映画・洋画」「映画・邦画」「海外ドラマ」「国内ドラマ」)や、製作地域、製作国、再生時間区分別に合計再生時間を比較いただけるほか、サービス全体での合計再生時間の集計も可能となりました(サンプル②参照)。
集計方法は「1話ごとに1件」「作品ごとに1件」「合計再生時間(分)」から選択可能。「作品ごとに1件」とした場合、ドラマやアニメ作品におけるシリー/シーズン作品に関しては、 各話/エピソードの平均再生時間による区分となります。
再生時間区分の凡例:5分以下、6分以上-10分以下、11分以上-20分以下、21分以上-30分以下、31分以上-60分以下、61分以上-90分以下、91分以上-120分以下、120分以上、時間不明
今回、新たに追加された機能をもとに、コンテンツタイプごとの合計再生時間とシェアをはじめ、合計再生時間のサービス間比較、再生時間の増加ペースの分析を行いました。以下よりご覧いただけますので、ぜひご一読ください。
<VODラインナップ分析ツール>コンテンツをすべて見切るには何年かかる?「再生時間」からみる定額制動画配信サービス
「VODラインナップ分析ツール」の詳細、お問い合わせはこちら
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