[注目の調査結果] 活況の夏興行、「満足」ランキング1位は『劇場版 おっさんずラブ LOVE or DEAD』
公開日: 2019/09/20
「作品別 ポストサーベイレポート」より作品鑑賞者「満足」ランキング公開
弊社が発行している劇場鑑賞者調査「作品別 ポストサーベイレポート」(2019年9月7日~9月8日実査)の調査結果より、調査対象40作品(2019年6月14日~2019年8月30日公開)のなかで、作品鑑賞者が「満足/少し満足/どちらでもない/少し不満/不満」の中から「満足」と回答した割合の高かった作品をランキング形式で公開します。
鑑賞者が最も「満足」と回答したのは『劇場版 おっさんずラブ LOVE or DEAD』
今回調査した40作品中、「満足」と回答した割合が最も高かったのは、人気テレビドラマの劇場版『劇場版 おっさんずラブ LOVE or DEAD』でした。
『劇場版 おっさんずラブ LOVE or DEAD』のレポートによると、本作の鑑賞者は約8割が女性で、「友人と二人で」鑑賞する割合が高めの傾向にあります。また、本作を観た理由では「俳優・女優が良かった」「原作が好き/原作が有名」「話題になっていた/なりそうだった」の割合が、今回の調査作品の平均値と比べて高くなっています。特に「俳優・女優が良かった」と回答する割合は、同平均の約2倍となっていることから、本作はキャストの人気が非常に高い作品であったことが分かります。

『劇場版おっさんずラブ ~LOVE or DEAD~』|(C)2019「劇場版おっさんずラブ」製作委員会
以上のように「作品別 ポストサーベイレポート」は、作品鑑賞者の属性や鑑賞理由を把握できます。そのほかにも、“観たかったが観ていない理由”や“観たくならなかった理由”、「気分転換」「家族サービス」などの“映画に何を求める人が観たのか”も分かるレポートになっています。
作品ごとの振り返りだけではなく、今後の作品のプランニングにおける“基礎資料”としても、お客様よりご好評いただいています。ひと目で把握できるよう2ページでコンパクトにまとめられておりますので、この機会にぜひご検討ください。
2位以下のランキングは下記の通り。
作品鑑賞者「満足」*ランキングトップ10
* 作品鑑賞者が「満足/少し満足/どちらでもない/少し不満/不満」の中から「満足」と回答した割合です
* レポート内では満足度ランキングとして「満足」~「不満」にスコアを割振りした順位を表記しております。上記ランキングとは異なりますので、ご注意ください。
◆今回調査作品**一覧◆
『Fate/kaleid liner Prisma☆Illya プリズマ☆ファンタズム』『メン・イン・ブラック:インターナショナル』『泣くな赤鬼』『劇場版 うたの☆プリンスさまっ♪ マジLOVEキングダム』『ガールズ&パンツァー 最終章 第2話』『青春ブタ野郎はゆめみる少女の夢を見ない』『X-MEN:ダーク・フェニックス』『きみと、波にのれたら』『ザ・ファブル』『劇場版 ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん』『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』『ホットギミック ガールミーツボーイ』『今日も嫌がらせ弁当』『新聞記者』『凪待ち』
【2019年7月公開作品】
『Diner ダイナー』『いつのまにか、ここにいる Documentary of 乃木坂46』『ゴールデン・リバー』『劇場版 Free!-Road to the World-夢』『トイ・ストーリー4』『ミュウツーの逆襲 EVOLUTION』『チャイルド・プレイ』『天気の子』『東京喰種 トーキョーグール 【S】』『存在のない子供たち』『アルキメデスの大戦』『ペット2』
【2019年8月公開作品】
『ドラゴンクエスト ユア・ストーリー』『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』『ONE PIECE STAMPEDE ワンピース スタンピード』『ライオン・キング』『イソップの思うツボ』『ダンスウィズミー』『命みじかし、恋せよ乙女』『ロケットマン』『劇場版 おっさんずラブ LOVE or DEAD』『二ノ国』『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』『引っ越し大名!』『映画 この素晴らしい世界に祝福を! 紅伝説』
**2019年6月14日~2019年8月30日の期間に公開された上記の作品
今回の調査結果は弊社が発行する「作品別 ポストサーベイレポート」をもとにしています。
1作品あたり、CATS市場概況レポートの年間ご契約企業様は20,000円(税別)、ご契約のない企業様は50,000円(税別)でご購入いただけます。詳しくはレポート詳細ページをご覧ください。
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