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『SPY×FAMILY』新クール開始で首位奪還、『ガンダム』『ヒロアカ』など秋アニメ作品が急上昇~配信コンテンツ視聴者数ランキングTOP20(10月第1週)
公開日: 2022/10/14

複数の定額制動画配信サービスを横断して集計した2022年10月第1週の「配信サービス視聴者数ランキング(調査対象期間:10月1日~10月7日、調査対象:日本在住15~69歳男女)」を発表します。
※視聴者数pt:記載の実査日において過去1週間以内にそのコンテンツを見た人の多さを示す

10月第1週のTOPICS

全体TOP20
  1. 『SPY×FAMILY』新クール開始で首位奪還、『ワンピース』視聴者数pt増も2位
  2. 10月配信開始の秋アニメ『ガンダム』『ヒロアカ』『ゴールデンカムイ』が急上昇
配信オリジナルTOP10
  1. Abema『今日、好きになりました。』シリーズTOP3入り
配信コンテンツ視聴者数ランキング
全体TOP20
2022年10月第1週(対象期間:2022年10月1日~10月7日)
 
順位 変動 前回 作品別 視聴者数pt(橙字:定額制動画配信サービス オリジナル作品) pt前週差
1位 6
SPY×FAMILY  172 1位 SPY×FAMILY 172pt
ワンピース  110 2位 ワンピース 110pt
ロード・オブ・ザ・リング※1 (Amazonプライム・ビデオ) 65 3位 ロード・オブ・ザ・リング※1 65pt
キングダム  62 4位 キングダム 62pt
鬼滅の刃  42 5位 鬼滅の刃 42pt
ガンダム  40 6位 ガンダム 40pt
孤独のグルメ  38 7位 孤独のグルメ 38pt
オーバーロード  38 8位 オーバーロード 38pt
名探偵コナン  37 9位 名探偵コナン 37pt
リコリス・リコイル  30 10位 リコリス・リコイル 30pt
僕のヒーローアカデミア  29 11位 僕のヒーローアカデミア 29pt
シスターズ (Netflix) 24 12位 シスターズ 24pt
メイドインアビス  23 13位 メイドインアビス 23pt
ハイキュー!!  22 14位 ハイキュー!! 22pt
エヴァンゲリオン  20 15位 エヴァンゲリオン 20pt
クレヨンしんちゃん  20 16位 クレヨンしんちゃん 20pt
護られなかった者たちへ  20 17位 護られなかった者たちへ 20pt
東京リベンジャーズ  19 18位 東京リベンジャーズ 19pt
ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか  18 19位 ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか 18pt
ゴールデンカムイ  18 20位 ゴールデンカムイ 18pt
119
2位 1 5
3位 2 -24
4位 4 5
5位 8 17
6位 27 26
7位 12 17
8位 10 14
9位 5 -19
10位 3 -37
11位 23 13
12位 9 -1
13位 7 -11
14位 18 5
15位 15 2
16位 67 12
17位 443 18
18位 81 12
19位 20 2
20位 68 10
【順位変動】↑:10以上の上昇、↗:1~9の上昇、↘:1~9の下降、↓:10以上の下降、→:変動なし
※1:『ロード・オブ・ザ・リング: 力の指輪』のみAmazonオリジナル作品
出典:GEM Partnersによる定額制動画配信サービス コンテンツ別 調査(掲載ptは小数点第1で四捨五入)
実査日:2022年10月8日 調査対象期間:2022年10月1日~10月7日
本ランキングは18の定額制動画配信サービス(ABEMAプレミアム、Amazonプライム・ビデオ、Apple TV+、dTV、dアニメストア、FOD、Hulu、J:COMオンデマンド、Netflix、Paravi、Rakuten TV、SPOOX、TELASA、U-NEXT、アニメ放題、ディズニープラス、バンダイチャンネル、ひかりTVビデオサービス)の視聴者数ptを横断して集計しています。

『SPY×FAMILY』新クール開始で首位奪還、『ワンピース』視聴者数pt増も2位

1位は前週6位からランクを高めた『SPY×FAMILY』が獲得。10月1日(土)に多くの動画配信サービスで第2クールの配信が始まり、早くも人気を集めています。視聴者数ptは前週53ptから今週172ptと大きく上昇しました。視聴者の内訳をみると男女比は約5:5と偏りなく、年代別では20代と30代で高い視聴者数ptを集めています。前クール配信時は、14週連続で1位を獲得したほか、最高視聴者数ptが300を超えるなど、圧倒的な人気を博していたため、今後の展開に注目です。

続く2位は、前週まで8週連続で首位を獲得していた『ワンピース』シリーズがランクイン。多くのサービスでTVアニメ版が配信されているほか、Amazonプライム・ビデオでは歴代映画14作品の見放題独占配信が行われています。視聴者数ptは前週105ptから今週110ptと微増。男女比は約6:4と若干の男性寄り、年代別では20代で最も高い視聴者数ptを集めています。

3位は前週2位から1つランクを落とした『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズです。9月2日(金)にAmazonオリジナルのドラマ『ロード・オブ・ザ・リング:力の指輪』の配信が始まりました。視聴者数ptは前週89ptから今週65ptに減少。男女比は約7:3と男性寄り、年代別では60代で特に高い視聴者数ptを集めています。

10月配信開始の秋アニメ『ガンダム』『ヒロアカ』『ゴールデンカムイ』が急上昇

今週、10月に新作/新シーズンの配信が始まった3つのアニメが圏外からTOP20入りを果たしました。最も上位にランクインしたのは『ガンダム』シリーズで、前週27位から6位にランクを高めました。10月1日(土)にAmazonプライム・ビデオで『機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島』(劇場公開:2022年6月3日)の見放題独占配信が始まったほか、10月2日(日)には新たなTVアニメシリーズ『機動戦士ガンダム 水星の魔女』の配信が始まりました。視聴者の内訳をみると男女比は約8:2と男性寄り、年代別では50代で最も高い視聴者数ptを集めています。

続いて、『僕のヒーローアカデミア』シリーズが前週23位から今週11位に浮上。10月1日(土)に、シリーズ最新作となる第6期の配信が始まりました。男女比は約3:7と女性寄り、年代別では20代で最も高い視聴者数ptを集めています。3つ目は『ゴールデンカムイ』シリーズで、前週68位から上昇し、今週20位にランクインしました。Amazonプライム・ビデオで10月3日(月)、シリーズ最新作となる第4期の見放題独占配信が始まりました。男女比は約4:6と若干の女性寄り、年代別では20代と50代で高い視聴者数ptを集めています。

アニメの急上昇作品にはそのほか、前週67位から16位にランクアップした『クレヨンしんちゃん』シリーズ、前週81位から18位に上昇した『東京リベンジャーズ』シリーズがあります。

配信オリジナルTOP10:Abema『今日、好きになりました。』シリーズTOP3入り

配信コンテンツ視聴者数ランキング
配信オリジナル作品 TOP10
2022年10月第1週(対象期間:2022年10月1日~10月7日)
 
順位 コンテンツタイトル 配信サービス 視聴者数pt
1位 ロード・オブ・ザ・リング※1 Amazonプライム・ビデオ
65 1位 ロード・オブ・ザ・リング※1 65pt
24 2位 シスターズ 24pt
12 3位 今日、好きになりました。 12pt
12 4位 ウ・ヨンウ弁護士は天才肌 12pt
11 5位 シー・ハルク:ザ・アトーニー 11pt
10 6位 ドキュメンタル※2 10pt
9 7位 キャシアン・アンドー 9pt
9 8位 雨を告げる漂流団地 9pt
9 9位 梨泰院クラス 9pt
8 10位 ストレンジャー・シングス 8pt
2位 シスターズ Netflix
3位 今日、好きになりました。 Abemaプレミアム
4位 ウ・ヨンウ弁護士は天才肌 Netflix
5位 シー・ハルク:ザ・アトーニー ディズニープラス
6位 ドキュメンタル※2 Amazonプライム・ビデオ
7位 キャシアン・アンドー ディズニープラス
8位 雨を告げる漂流団地 Netflix
9位 梨泰院クラス Netflix
10位 ストレンジャー・シングス Netflix
※1:『ロード・オブ・ザ・リング: 力の指輪』のみAmazonオリジナル作品
※2:『HITOSHI MATSUMOTO Presents ドキュメンタル』
出典:GEM Partnersによる定額制動画配信サービス コンテンツ別 調査(掲載ptは小数点第1で四捨五入)
実査日:2022年10月8日 調査対象期間:2022年10月1日~10月7日

配信オリジナルTOP10に入ったコンテンツのサービス内訳は、Netflixが最も多く5作品、続いてAmazonプライム・ビデオとディズニープラスが同数で2作品、そしてAbemaプレミアム1作品となりました。コンテンツタイプ別の内訳は、ドラマ7作品、バラエティ2作品、アニメ1作品となりました。

1位は『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズがランクイン。新作ドラマ『ロード・オブ・ザ・リング:力の指輪』配信開始直後の9月第1週以降、6週連続での首位獲得となります。2位は2週連続で韓国ドラマ『シスターズ』が入りました。視聴者の内訳をみると、男女比は1:9とかなり女性寄り、年代別では50代、60代の割合が高くなっています。3位には視聴者数ptを前週から7pt増やしてランクアップした恋愛バラエティ『今日、好きになりました。』シリーズがランクイン。最新シリーズ『今日、好きになりました。プーケット編』の最終回を直前に控え、視聴者を集めたと推測されます。男女比は3:7で女性寄り、年代別では20代、30代の割合が非常に高くなっています。

 

■男女別、年代別、過去ランキングなど、詳細はこちらから


■定額制動画配信サービス コンテンツ別 調査概要

【調査方法】インターネットアンケート
【調査対象】日本在住の15~69歳の男女
【回答者数】各回 約7,000人
【数値重みづけ】総務省発表の人口統計を参考に回答者を性年代別に重みづけ
【集計方法】視聴したコンテンツについては自由回答方式で聴取。これをGEM Partners開発によるエンタメコンテンツ辞書を用いて名寄せ・集計を実施。コンテンツごとの視聴したシーズン数やエピソード数等は区別せず、一部でも観たと回答した人を視聴者としてカウント。また、劇場/テレビ版や海外/国内版も同一コンテンツとしてカウント(一部例外あり)。複数回観ても1カウントとしている。
※名寄せ辞書のアップデートに伴い、過去に遡って値が修正されることがあります

レポート・データ解説