熱が続く夏のヒット作
公開日: 2016/08/27
![]() |
(C)2016 TOHO CO.,LTD.『シン・ゴジラ』 2016年7月29日公開
<シネマの週末・データで読解:週末興行成績(20、21日)>
|
1. (1) |
ペット |
(2週目) |
|
2. (2) |
シン・ゴジラ |
(4週目) |
|
3. (ー) |
青空エール |
(1週目) |
|
4. (ー) |
ゴーストバスターズ |
(1週目) |
|
5. (3) |
ファインディング・ドリー |
(6週目) |
|
6. (5) |
ジャングル・ブック |
(2週目) |
|
7. (4) |
ONE PIECE FILM GOLD |
(5週目) |
|
8. (ー) |
傷物語<Ⅱ熱血篇(へん)> |
(1週目) |
|
9. (7) |
ルドルフとイッパイアッテナ |
(3週目) |
|
10.(8) |
劇場版 仮面ライダーゴースト/動物戦隊ジュウオウジャー |
(3週目) |
※()の数字は前週順位。興行通信社調べ
熱が続く夏のヒット作
8月の最後の週末を迎え、 夏休みも終わり。夏興行を制したと言えるのは、公開前から“本命視”されていたディズニーアニメの人気シリーズの続編「ファインディング・ドリー」と、公開後大きな話題になっている「シン・ゴジラ」だった。マーケティングデータから、両作品を鑑賞したいと考える人の特徴をみてみよう。
「ドリー」は公開後にも「ディズニー映画好き」を中心とした10~40代女性の鑑賞の意向が高く推移していて、ディズニーのブランド力に裏打ちされた、安定感のある興行展開となっている。
![]() |
(C)2016 TOHO CO.,LTD.『シン・ゴジラ』 2016年7月29日公開
一方の「ゴジラ」は一貫して男性全般、特に高めの年齢層が中心。映画鑑賞に当たっては、積極的に情報を収集するなど、前のめりな行動をとる人の意欲度が高い。また公開後、週を追うごとに映画館で年間1~2本鑑賞する「ライト層」、あるいは3~5本程度の「ミドル層」の意欲度が高まっている。話題の喚起、口コミの効果がうかがえる。両作品が共にヒットした要因には、意欲層があまり重ならなかったことも挙げられるだろう。
「ドリー」は現時点で興行収入が60億円を超えている。「ゴジラ」も40億円を超え、前週と比べて動員数の下落率も低めの「腰の強い」興行展開となっている。両作品とも、最終興行収入は70億円級と見込まれる。実りの秋を前に、夏のヒット作の熱はもう少し続きそうだ。
(GEM Partners代表、梅津文)=毎月最終金曜日掲載
◆掲載元◆
毎日新聞: シネマの週末・データで読解 「熱が続く夏のヒット作」 (毎日新聞2016年8月26日 東京夕刊)
新着記事
-
AIは「フォース」であり「新しいフィルム」/NVIDIA・Flawlessらが語る支援AIの実装
(2026/06/26) -
アロノフスキー監督が直感したAIによる変革/映画制作のスピードと民主化
(2026/06/26) -
カンヌ映画祭におけるAI、賛否の外にあった「実装・倫理・教育」という視点
(2026/06/26) -
『M!LK』などが新たにTOP10入り、『FIFA』『嵐』『スター・ウォーズ』が急上昇 ~2026年6月の推しファン人数調査結果~
(2026/06/25) -
NEXONが実践するユーザー獲得戦略 グローバル市場での成否はどこで分かれるのか 〈GAME FUTURE SUMMIT 2026〉
(2026/06/22)
新着ランキング
-
劇場公開映画 週末動員ランキングTOP10【最新週】
(2026/06/29) -
劇場公開映画 認知率 週間TOP10【最新週】
(2026/06/29) -
映像 リーチpt 週間TOP10【最新週】
(2026/06/26) -
マンガ リーチpt 週間TOP10【最新週】
(2026/06/25) -
音楽アーティスト リーチpt 週間TOP10【最新週】
(2026/06/25)
アクセスランキング
(過去30日間)
-
劇場公開映画 週末動員ランキングTOP10【最新週】
(2026/06/29) -
音楽アーティスト リーチpt 週間TOP10【最新週】
(2026/06/25) -
『黒牢城』がバズ度で圧倒、カンヌ映画祭出品ニュースバズと鑑賞意欲への効果
(2026/06/04) -
メディア横断リーチpt 週間TOP10【最新週】
(2026/06/25) -
定額制動画配信サービス 週間リーチptランキングTOP20【最新週】
(2026/06/25) - ランキング ジャンル別一覧
-
日本アニメの持つ可能性、『鬼滅の刃』大成功に見るCrunchyroll×ソニー・ピクチャーズの統合戦略と東映アニメーションらの挑戦
(2026/06/10) -
パルム・ドールは“Fjord”、濱口竜介監督『急に具合が悪くなる』主演の岡本多緒が日本人初の女優賞 ~第79回カンヌ国際映画祭 結果と全体像~
(2026/05/29) -
2025年の定額制動画配信市場規模は成長が再加速し6,000億円超え、Netflixがシェアをさらに伸ばし7年連続首位
(2026/02/25) -
日本IPのハリウッド映画化/フィロソフィア藤村氏とソニー・ピクチャーズが語る日本映画・IPの成功とその要因
(2026/06/10)

