夏冬つないだ「君の名は。」
公開日: 2016/11/26
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『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』 2016年11月23日公開
「君の名は。」は、累計興行収入190億円を超えた。かき入れ時の夏興行がほぼ終わった8月26日に公開された本作は、全体の興行が低めとなる秋の劇場を大いに沸かせた。再び劇場に人が集まる冬休み・年末年始が迫り、動員期待度の高い大作の公開が近づいてきた。現時点での作品浸透度をベースに、今後のランキング展開を予想してみよう。
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【図】各作品の浸透度のポジションと2016年11月19日時点での公開週末土日興行収入シミュレーション値 |
「君の名は。」の1位を早速脅かしそうなのが、23日に公開が始まった「ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅」だ。12月に入って、それを追い落とす勢いを見せられるか注目が集まるのが10日公開の「海賊とよばれた男」。さらに翌週には、この冬の台風の目となりそうな「映画 妖怪ウォッチ空飛ぶクジラとダブル世界の大冒険だニャン!」「ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー」の公開が控えている。
昨年も「妖怪ウォッチ」シリーズと「スター・ウォーズ」シリーズは同週の公開開始で、スタート時の勢いは、「妖怪ウォッチ」に軍配が上がった。翌週には人気ゲームシリーズの劇場版「バイオハザード:ザ・ファイナル」も公開され、まさに三つどもえだ。
しばらくは、1位がころころ変わる動きのある時期になりそうである。迎え撃つ「君の名は。」も注目され続けており、1位は明け渡すかもしれないが、腰の強いロングランになることが期待される。
(GEM Partners代表、梅津文)=毎月最終金曜日掲載
◆掲載元◆
毎日新聞:シネマの週末・データで読解 「夏冬つないだ「君の名は。」」 (毎日新聞2016年11月25日 東京夕刊)
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