記事

NATOほかによる「映画興行のいま」およびNEONプレゼンテーション<CinemaCon 2022>【会員限定】
公開日: 2022/04/27

cinemacon 2022

米ラスベガスにて開催されている世界中の興行会社と配給会社が集まるコンベンション「CinemaCon(シネマコン)2022」(開催期間:2022年4月25日~28日)から、ハリウッドスタジオが全米・世界各国から集まった興行関係者に向けて行うラインナップ・プレゼンテーションの内容をレポートします。第2回は全米劇場所有者協会(National Association of Theater Owners、以下NATO)による映画興行産業の今を語る"State of the Industry"、およびその後に続いたNEONのプレゼンテーションをお送りします。

開催日時:2022年4月26日 9時15分~11時30分
開催場所:ザ・コロシアム(ホテル「シーザーズ・パレス」内)
主な登壇者(登壇順)
<State of the Industry>
エリス・ジェイコブス(President & CEO, Cineplex)NATOよりMarquee Awardが授与されました
ロランド・ロドリゲス(President & CEO, Marcus Theatres and Chairman, NATO)
チャールズ・リブキン(Chairman & CEO, MPA)
ジョン・フィシアン(President & CEO, NATO)

<NEON プレゼンテーション>
エリッサ・フェデロフ(President, Distribution)
スミー・アントンソン(SVP, Distribution)
デヴィッド・クローネンバーグ("Crimes of the Future"監督)
ブレット・モーゲン("Moonage Daydream" 監督)

State of the Industry
「映画興行の復活宣言」「海賊版対策の重要性」「同日公開モデルの終わり」

"We are back! We are back! We are back!"
NATO チェアマンが映画興行復活宣言

NATOのチェアマンを務めるロランド・ロドリゲス氏は「過去は変えられない。いまと未来にフォーカスしよう」と語りかけたのち、真摯に未来を信じ、復活したことを口にしてアクションをとらなければならないとして、会場にいる数千人の観客に向かって、立ち上がって"We are back!" (「私たちは復活した!」)と会場の外にまで聞こえるぐらいの大声で3回叫ぶことを促しました。

海賊版問題の深刻さとMPAによる対処

MPA(Motion Pictures Association) のチャールズ・リブキンCEOは・・・・・・

※本記事をすべて読むにはGEM Standard会員登録が必要です。
以下より新規登録(無料)をお願いいたします。

未登録の方はこちら新規会員登録(無料)
会員様はこちら記事を読む※パスワードを忘れた方はこちら
「CinemaCon 2022」関連記事へ