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劇場版も公開控える『東京リベンジャーズ』が大躍進3位に、『呪術廻戦』は1位に返り咲き~配信コンテンツ視聴者数ランキングTOP20(5月第2週)
公開日: 2021/05/18

複数の定額制動画配信サービスを横断して集計した2021年5月第2週の「配信サービス視聴者数ランキングTOP20(調査対象期間:5月8日~5月14日、調査対象:日本在住15~69歳男女)」を発表します。

※ 視聴者数pt:下記の実査日において過去1週間以内にそのコンテンツを見た人の多さを示す

全体 タイトル別ウィークリーランキング TOP20(5月15日実査)

大躍進の『東京リベンジャーズ』が3位、 劇場版の意欲度も高く大ヒットの兆し

配信コンテンツ視聴者数ランキングTOP20
2021年5月第2週
(対象期間:2021年5月8日~5月14日)
 
順位 変動 前回 作品別 視聴者数pt<
1位 2
呪術廻戦  92 1位 呪術廻戦 92pt
名探偵コナン  84 2位 名探偵コナン 84pt
東京リベンジャーズ  59 3位 東京リベンジャーズ 59pt
進撃の巨人  59 4位 進撃の巨人 59pt
鬼滅の刃  56 5位 鬼滅の刃 56pt
僕のヒーローアカデミア  48 6位 僕のヒーローアカデミア 48pt
ワンピース  42 7位 ワンピース 42pt
転生したらスライムだった件  38 8位 転生したらスライムだった件 38pt
キングダム  33 9位 キングダム 33pt
ゆるキャン△  29 10位 ゆるキャン△ 29pt
ウォーキング・デッド  29 11位 ウォーキング・デッド 29pt
HITOSHI MATSUMOTO Presents ドキュメンタル  27 12位 HITOSHI MATSUMOTO Presents ドキュメンタル 27pt
憂国のモリアーティ  25 13位 憂国のモリアーティ 25pt
アクアマン  25 14位 アクアマン 25pt
ヴィンチェンツォ  25 15位 ヴィンチェンツォ 25pt
スーパーカブ  23 16位 スーパーカブ 23pt
ブラッディ・マンデイ  23 17位 ブラッディ・マンデイ 23pt
タイタニック  22 18位 タイタニック 22pt
蜘蛛ですが、なにか?  22 19位 蜘蛛ですが、なにか? 22pt
SUITS/スーツ  22 20位 SUITS/スーツ 22pt
2位 1
3位 5
4位 6
5位 3
6位 4
7位 9
8位 7
9位 10
10位 8
11位 12
12位 24
13位 31
14位 26
15位 11
16位 21
17位 28
18位 67
19位 16
20位 17
【順位変動】↑:10以上の上昇、↗:1~9の上昇、↘:1~9の下降、↓:10以上の下降、→:変動なし
出典:GEM Partnersによる定額制動画配信サービス コンテンツ別 調査(掲載ptは小数点第1で四捨五入)
実査日:2021年5月15日 調査対象期間:2021年5月8日~5月14日
本ランキングは19の定額制動画配信サービス(ABEMAプレミアム、Amazonプライム・ビデオ、Apple TV+、dTV、dアニメストア、FOD、Hulu、J:COMオンデマンド、Netflix、Paravi、Rakuten TV、SPOOX、TELASA、TSUTAYA TV、U-NEXT、アニメ放題、ディズニープラス、バンダイチャンネル、ひかりTVビデオサービス)の視聴者数ptを横断して集計しています。

今回のランキングで注目すべきは『東京リベンジャーズ』。 4月10日の放送開始と同日に配信提供が始まるなか、 すぐさま4月17日実査で32位、 翌週4月24日実査では31位、 そして5月1日実査では9位に一気に上昇し、 続く5月8日実査では5位、 そして今回さらにランクアップして3位となりました。

本作は「週刊少年マガジン」で連載中の漫画を原作としていますが、 テレビアニメ以外にも、 今年7月9日には実写映画の公開が予定されています。 5月15日実査の浸透度調査※によると、 本作の実写映画版の浸透度は、 公開8週前時点で認知率29.7%、 意欲率2.7%を記録。 また、 公開週末土日のシミュレーション値も、 新型コロナウイルスの感染状況にも左右されますが、 状況次第では最終興行収入20億円が視野に入る力強い値となっており、 夏の映画興行のスタートを切るヒットとなりそうな勢いです。
※GEM Partnersによる2021年5月17日配信のCATS市場概況レポートより

また、 性年代別でみると『東京リベンジャーズ』は女性の視聴者数ptが多く、 10代を中心に、 40代までTOP10に入る人気です。 テレビ放送に加え、 動画配信、 劇場版でのヒットの相乗効果が注目されます。

定額制動画配信サービス コンテンツ別週間ランキング 性年代別TOP10(2021年5月第2週)

全体ランキングで『呪術廻戦』が1位に返り咲き

呪術廻戦』は1月23日実査時に『鬼滅の刃』を抜き、 以降13週連続で1位をキープしていました。 ところが、 4月16日に『名探偵コナン』の劇場版『名探偵コナン 緋色の弾丸』が公開されたこともあり、 4月24日の実査以降『名探偵コナン』が3週連続で1位を獲得。 『呪術廻戦』は2位を維持していましたが、 今週再び1位に返り咲きました。

呪術廻戦』の視聴者数ptは、 最終話が配信された3月には250pt前後で推移していました。 現在は90ptまで落ちていますが、 全体の中で人気を集めていることがうかがえます。

全体ランキング11位以下は多くの作品が入れ替わり

11位から20位は、 TOP20圏外から多くの作品がランクインし、 ランキングの顔ぶれが多彩となりました。 映画からは5月7日、 14日に日本テレビ系列の「金曜ロードショー」で放映された『タイタニック』や、 5月1日よりAmazonプライム・ビデオで独占配信が始まった『アクアマン』、 テレビドラマからは『ブラッディ・マンデイ』、 アニメからは『憂国のモリアーティ』『スーパーカブ』などが、 TOP20内に新たにランクインしました。

男女別、年代別、過去ランキングなど、詳細はこちら ランキングデータ一覧へ

■定額制動画配信サービス コンテンツ別 調査概要

【調査方法】インターネットアンケート
【調査対象】日本在住の15~69歳の男女
【回答者数】各回 約7,000人
【数値重みづけ】総務省発表の人口統計を参考に回答者を性年代別に重みづけ
【集計方法】視聴したコンテンツについては自由回答方式で聴取。これをGEM Partners開発によるエンタメコンテンツ辞書を用いて名寄せ・集計を実施。コンテンツごとの視聴したシーズン数やエピソード数等は区別せず、一部でも観たと回答した人を視聴者としてカウント。また、劇場/テレビ版や海外/国内版も同一コンテンツとしてカウント(一部例外あり)。複数回観ても1カウントとしている。
※名寄せ辞書のアップデートに伴い、過去に遡って値が修正されることがあります

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