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エンタメ業界も激動の2020年、この一年最も読まれた記事ランキング
公開日: 2020/12/18
GEM Standardでは今年も、映画・映像コンテンツと鑑賞者をつなぐ気づきやヒントを皆様と共有すべく、様々な形で分析コラムをお届けしてまいりました。おかげさまで今年公開した記事は昨年より18本多い57本。わずかでも映像業界の一助となっていることを願います。
早くも師走を迎え、年末まであと僅か。そこで、毎年恒例となりました今年最も読まれた記事をランキング形式でご紹介。今年は、コロナ禍でさらに市場が拡大した動画配信関連記事が上位に入りました。今年はランキングに加え、2020年に新たな試みとして公開した商品・サービスに関する解説特集もピックアップいたしました。これまでなかなか踏み込めなかった深い分析や事例を用いた解説、活用方法など、購入の有無に関わらず有益な情報を掲載しています。情報量に比例したやや長めの特集とはなりますが、年末のこの機会にぜひご一読ください。
2020年:GEM Standardで最も読まれた記事TOP10
第1位<動画配信(VOD)市場>2019年前年比22.4%増の2,692億円、「Netflix」がSVOD市場シェアNo.1(2020/02/13)
「動画配信(VOD)市場5年間予測(2020-2024年)レポート」によると、2019年の動画配信市場全体の規模推計は、前年比22.4%増の2,692億円となりました。これは、日本映画製作者連盟が発表した同年の劇場年間興行収入2,611億円と同程度となります。
第2位NetflixとAmazonの2強へ、「そこでしか見られない作品の充実度」(2020/01/17)
「定額制動画配信サービス ブランド・ロイヤリティ調査」の2019年2月号から2020年1月号までに掲載された「そこでしか見られない作品の充実度」の推移を調査。2019年初頭、上位はAmazonプライム・ビデオ、Netflix、Huluの3強が熾烈な争いを繰り広げていました。しかし、6月号以降Netflixが急伸し首位を堅持。年末には他サービスを引き離すかのように大きく数値を伸ばしました。
第3位<定額制動画配信サービス調査>作品数のイメージと実際の数に大きな差~イメージTOPはNetflix、実際の作品数首位はU-NEXT~(2020/09/18)
定額制動画配信サービスの配信作品数に着目し、「定額制動画配信サービス ブランド・ロイヤリティ調査」、および「VODラインナップ分析ツール」を用いて、一般消費者が持つイメージと実際の作品数のギャップを紐解きました。イメージとなる「取扱作品数が多い、もしくは多そう」と答えた人の割合では、Netflixが2020年8月末調査を含め、1年にわたり他サービスと差を付け首位を獲得。一方、実際の作品数に関しては、U-NEXTが2020年8月時点で最も作品数の多いサービスとなりました。
第4位『劇場版「鬼滅の刃」』 人々を勇気づける”感動”と”ヒット”の好循環が加速する(2020/10/30)
10月16日に公開された『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』は、公開週に引き続き30億円を超える興行収入を上げ、歴代最速の10日間で100億円を突破し、累計107億円に達しました。記録的となった本作のヒットには、どのような要因が考えられるのでしょうか。弊社がおこなった浸透度調査のデータを用いて、分析しました。
第5位Netflixが描く映画業界の未来~Netflix映画部門トップ基調講演~(2020/01/24)
2019年12月にロサンゼルスで開催されたカンファレンス“Variety's INNOVATE”より、Netflix映画部門トップ、スコット・ステューバー氏による基調講演をレポート。講演では、ステューバー氏が劇場公開の推進理由や興行会社との対立状況、それに伴う賞レースに参加することの意味などに言及しました。
第6位エンタテイメントへの自粛意識と飢餓感~新型コロナウイルスの流行を受けて~(2020/05/21)
GEM Partnersでは4月25日~27日、および5月9日~11日の2度にわたり、エンタテイメント業界に特化した形で、 新型コロナウイルスの影響を把握する調査を行いました。調査によると、外出を伴う活動は、コロナウイルス流行前と比べて費やす時間が大幅に減少。費やす時間が減ったぶん、 飢餓感が増していることなどが分かりました。
第7位配信サービス独自色ランキング上位に変化~ディズニープラスがTOP3入り(2020/11/19)
「定額制動画配信サービス ブランド・ロイヤリティ調査」の2019年12月号から2020年11月号までに掲載された「そこでしか見られない作品の充実度」の推移に着目。11月号の調査データによると、Netflixが首位を独走、猛追するAmazonプライム・ビデオが2位、そして3位に続いたのは、2019年3月にサービスを開始したディズニープラスでした。
第8位映画鑑賞行動への自粛意識と営業再開に向けた意欲度(2020/05/29)
全国的に緊急事態宣言の解除がおこなわれ、近々全ての都道府県の映画館が営業再開となる見通しとなっていますが、映画館再開に対する人々の意識はどうなっているのでしょうか。弊社の市場調査データをもとに、劇場営業再開に向けた安全対策の実施と周知の必要性について分析しました。
第9位映画館のコロナ対策に「安心した」と84%が回答、ウィズコロナの夏のレジャーとして新作映画に期待(2020/08/04)
GEM Partnersは7月11日~13日、「新型コロナウイルスの影響トラッキング調査レポート」の第5回調査(回答者数4,073人)を実施いたしました。調査によると、映画参加者人口(映画館で過去1年間に映画を見た人)のうち、11%が映画館の営業再開以降に来場。映画コア層から映画館に来場しており、年間12本以上観る映画ファンの半数近く(42%)はすでに映画館で映画を観たと答えました。
第10位活況の興行成績が作った映画業界の資産と未来(2020/01/31)
日本映画製作者連盟(映連)は、2019年の興行収入が2611.8億円だったと発表しました。2019年の特徴は、『天気の子』(140.6億円)や『アナと雪の女王2』(127.9億円)、『アラジン』(121.6億円)などといった100億円を超える作品が多数あったことが挙げられます。今回は、この活況な2019年の興行成績が築いた映画業界の“資産”について考えました。
特集ピックアップ!
「意欲/認知」の理解で“攻めの宣伝戦略”
弊社の定点市場調査データ「CATSデータ」の分析により、浸透度の有用性がさらに明らかになりました。「CATSデータ」には、興行収入との相関が最も高い「意欲」、宣伝活動の浸透状況把握で利用される「認知」がありますが、非常に有用ながら意外と知られていない指標に「意欲/認知」があります。
本特集では全8回の連載を通じて、認知、意欲、そして意欲/認知の3つの指標に関して、事例を交えつつ紐解いていきます。
本特集では全8回の連載を通じて、認知、意欲、そして意欲/認知の3つの指標に関して、事例を交えつつ紐解いていきます。
PANDAが映画の「客寄せ」を変える!データ×デジタルマーケティング新戦略
「個別設計サービス」としてご提供しているデジタルマーケティング実行&分析サービス“PANDA”。本特集では、PANDAの特長である映画宣伝に特化した多彩なサービスに関して、その魅力や活用方法を全5回にわたってご紹介。「映画ファン」の正体、「オンライン映画チケット購入データ」のいちばん正しい使い方、映画館のWebサイトの重要性など、役立つ情報満載です。
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