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最も読まれた映画・映像マーケティング分析記事トップ20(2017年)
公開日: 2017/12/22

2017年にGEM Standardで公開した映画・映像マーケティング分析記事のアクセス数トップ20とその振り返り

Auther: 梅津 文

2017年も、残すところあとわずかとなりました。今年も昨年から引き続き、海外のカンファレンスレポートやランキング分析を中心に記事をお送りしました。

参加したカンファレンスは、昨年も参加した「AFM(American Film Market)」や「MASSIVE The Entertainment Marketing Summit」などの製作・配給やホームエンタテイメントマーケティング関係者が集まるものだけでなく、興行関係者が集まる「CinemaCon」にも行きました。

今回のコラムでは、2017年に公開されたGEM Standard内記事のアクセス数を、ランキング形式でお届けします。

 

アクセスの多かった記事ランキング

1位
どのVOD提供形態が儲かるのか? - 動画配信ビジネスの未来

特集:VOD(動画配信ビジネス)の未来~アメリカの現状~

2016年のAFM(American Film Market)において開催されたカンファレンスから。
映像コンテンツのプロデューサーや配給会社、配信プラットフォームのキープレイヤーたちが、どこで利益が出ているのか、どのように稼いでいるのか。それぞれの立場と現状をもとに議論したセッション内容を8回にわたってお届けしたシリーズの第一回目。

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どのVOD提供形態が儲かるのか?

2位
世界映画興行概況(前編)2016年世界興行統計数値から - ​CinemaCon 2017レポート

特集:CinemaCon 2017レポート - 世界映画興行概況

世界中の興行企業向けのコンベンション「CinemaCon」が2017年3月27日から30日までラスベガスで開催され、様々なトレードショー展示やセミナー、プレゼンテーションが行われました。その中から、20世紀フォックスインターナショナルの社長であるアンドリュー・クリップス氏による「世界興行市場概況」(International film business overview)の内容を二回に渡ってお届けしました。


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どのVOD提供形態が儲かるのか?

3位
映画のヒットと市場の変化:「ディズニーのブランド力」から

ヒット作品分析

弊社で毎週実施しているアンケート調査において、『アナと雪の女王』(2014年)のころから「ディズニー映画なら観たくなる」人の割合が増えていったことについて、グラフを交えてより掘り下げ、整理をしました。

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どのVOD提供形態が儲かるのか?


以下、4位~20位となります。

 

 順位

 記事名

 シリーズ名

 4位

 人はなぜ「今」映画館で映画を観るのか

ハリウッドマーケティングリーダーが語る「映画公開の最新理論と実践」

 5位

 低予算映画で奇跡を起こしたヒットメーカーにハリウッドが惚れた

ハリウッドでのヒット研究 - 『Get Out』『スプリット』

 6位

 AdVOD(広告運営動画配信)の可能性

VOD(動画配信ビジネス)の未来~アメリカの現状~

 7位

 大ヒットを生み出す「イベント化」と「ライフサイクルマーケティング」

ハリウッドマーケティングリーダーが語る「映画公開の最新理論と実践」

 8位

 動画配信ビジネスによってコンテンツの価値は下がっているのか?

VOD(動画配信ビジネス)の未来~アメリカの現状~

 9位

 EST(動画配信販売)の可能性

VOD(動画配信ビジネス)の未来~アメリカの現状~

 10位

 世界映画興行概況(後編)配給と興行の協業を取り巻く4つのトレンド - ​CinemaCon 2017レポート

CinemaCon 2017

 11位

 VODビジネスで勝つ方法 - 「衝動買い」を促す「発見」

VOD(動画配信ビジネス)の未来~アメリカの現状~

 12位

 「独占配信」戦略の効果

VOD(動画配信ビジネス)の未来~アメリカの現状~

 13位

 「100億円クラブ」の条件

ヒット作品分析(シネマの週末)

 14位

 フランチャイズのグローバル展開は狙えるか?

DCエンターテイメント・イルミネーションのマーケッターが語る「グローバル・フランチャイズの成功の掟」

 15位

 夏興行のHiGH & LOW

ヒット作品分析(シネマの週末)

 16位

 2016年総興行収入発表:次世代育てた「君の名は。」

ヒット作品分析(シネマの週末)

 17位

 現時点での夏興行の邦画・洋画別内訳

ヒット作品分析(シネマの週末)

 18位

 『Get Out』の事例:ヒットの裏の戦略は?「人種差別×ホラージャンル」に娯楽性のある斬新なコンセプト

ハリウッドでのヒット研究 - 『Get Out』『スプリット』

 19位

 新たなウィンドウ戦略と劇場公開戦略

VOD(動画配信ビジネス)の未来~アメリカの現状~

 20位

 データと効果測定で知る顧客行動 - 広告を見た人のうちどれだけの人が映画館に足を運んだのか

狙い通り!モバイル時代のターゲットプロモーション

 


振り返ると、「デジタルマーケティングとデータマーケティング、両者は異なるが一体になりつつあること」「変化激しい動画配信ビジネスの未来」「映画興行の可能性、なぜ、いま、映画館なのか」といったようなテーマを一貫して追いかけていたように思います。

来年も、ヒットの分析とともに、映画・映像エンタテイメントビジネスの未来を考えるために、マーケティング、データサイエンス、そしてテクノロジー領域における変化の潮流と意味合いについて考えていきたいと思います。